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3月3日のひな祭りには、ひなあられや菱餅をおひな様にお供えします。
日本のひな祭りの由来は、中国が発祥。
しかしながら、現在の中国にはひな祭りの行事はないんです!
和服を着たひな人形を飾る「ひな祭り」は日本だけの行事なんですよ。
でも実は、海外にもひな祭りに似たイベントがあります。
どんなお祭りなのか、気になりますね^^
そこで、この記事では
- ひな祭りは日本だけの行事?
- ひな祭りの由来
- 海外のひな祭りに似てる行事
上記3点について紹介します。
ひな祭りは日本だけの行事?
ひな祭りは日本だけの行事です。
和服を着た「ひな人形」は美しく、海外からの観光客に人気があります。
- モチーフ:婚礼
- ひな人形:豪華
- 決まり事:ひな人形を出す時期、片付ける時期
- 伝統的な形:7段のひな壇
- お供え物:「ひなあられ」「菱餅」「お甘酒」「桃の花」
- 料理:「ちらし寿司」「はまぐりのお吸い物」
- 役割:女の子の厄落とし
- 種類:「ひな壇飾り」「吊し上雛」「流し雛」
どの家庭も女の子が生まれると、初節句に『ひな人形』を用意することが多いようです。
地方によりますが、母方の実家が孫の『ひな人形』を贈るしきたりが残っているところも。
こうしてみると日本だけの『ひな祭り』は、決まり事がいろいろありますね。
ひな祭りの由来
「ひな祭り」の由来は水に厄災を流すことから始まりました。
もともと中国から伝わってきた「上巳の節句」(じょうしのせっく)が起源と言われています。
中国では3月3日に、川で手足を清めて邪気を払い、宴を開き厄災を祓うという風習があったんです。
こうした風習と、日本古来の「人形(ひとがた)流し」と結びついたり、平安時代の貴族のおままごとである「ひいな遊び」と組み合わさったりして、現代の「ひな人形」に変化していったとされています。
紙や藁でできた人形(ひとがた)に、厄災をうつして川にながす「流し雛」は日本だけです。
やがて人形(ひとがた)を川に流すのではなく、人形を手元に置いて毎年「ひな祭り」を行うことに変化していったと言われています。
ずっと手元に置いておくことから、ひな人形は段々と豪華になってきたんですね。
人形に厄災を身代わりに受けてもらい、女の子の健康と幸せを願う行事の「ひな祭り」。
どんなに時代が変わっても「ひな祭り」の意味は変わりません!
海外のひな祭りに似てる行事
海外にも「ひな祭り」に似ている行事があります。
1つずつ見ていきましょう。
インド
- 祭りの名前:ナヴァラトリ
- お祝い形式:奇数の段に人形を飾る
- 時期:9月末から10月(9夜10日間)
ヒンドゥー教の神様に祈り捧げる「ナヴァラトリ」。
奇数の段にシヴァ神やガネーシャ神といったインドの神様を中心としたお人形を飾ります。
女の人を祝い、幸せを願うお祭りなのは日本と同じですね。
エチオピア
- 祭りの名前:アシェンダ
- お祝い形式:歌や踊り
- 時期:8月中旬から下旬
女の子のグループが太鼓を持って街の人を囲んで歌を歌ったり踊ったりする「女性のお祭り」
聖母マリアを称え、子孫繫栄を願う「女性のお祭り」です。
イタリア
- 祭りの名前:フェスタ デッラ ドンナ
- お祝い形式:黄色いミモザの花を贈る
- 時期:3月8日 国際女性デー(ミモザの日)
家事や雑用から解放されて好きなことをする日とされています。
あまり意識したことはありませんでしたが「ひな祭り」は日本だけのお祭りなんですね。
私は以前「ひな人形」を販売している店員さんに「海外の方に日本の人形は人気が高い」と聞いたことがあります。
例えば、「外国の観光客がひな人形を見てとても感動した」「精巧な作りのひな人形は高額でも購入していく外国人が多い」など人形愛好家からも注目を集めている「ひな人形」。
西洋はフランス人形やビスクドールが有名。
でも、女の子の幸せを願う「ひな祭り」のような文化はないんですね。
中国発祥と言われているのに中国には「ひな祭り」がないというのにも驚きました!
今年の「ひな祭り」は、日本だけの文化をかみしめながら「ひな人形」を飾り付けしてみようと思います。
お内裏様の烏帽子やおひな様の十二単など、日本らしさを見つけてみるのも楽しいですね。
まとめ:ひな祭りは日本だけの行事
「ひな祭り」は日本だけの行事です。海外にも「ひな祭り」と似ている行事はあります。
- インド・・ナヴァラトリ
- エチオピア・・アシェンダ
- イタリア・・フェスタ デッラ ドンナ
女の子の幸せを願う行事は日本だけ。
海外では「女の人」の幸せや子孫繫栄を願い、感謝するお祭りが多いようです。
日本は女の子が生まれたら「初節句」から、毎年春の節句にお祝いをしますが、いつまで「ひな祭り」のお祝いをするのかな?と思いますよね。
「成人するまで」「結婚するまで」「いつまでも飾って良い」など、諸説あります。
ご家庭や地方により違いはありますが、春の季節に女の子だけでなく「女の人」もお祝いする「ひな祭り」もいいですね^^