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洗濯物がなかなか乾かない、湿度で髪の毛が広がる、外に出かけにくい。
梅雨の時期って不便なことが多いから、正直梅雨は苦手です…。
なので早く梅雨明けになると個人的にはとっても嬉しい!
ただ、ここで気になるのは、梅雨明けが早いとどうなるのかということ。
個人的に嬉しいことでも、梅雨明けが早いことで起こる影響はいいことばかりではないような気がします。
そこで今回は、梅雨明けが早いとどうなるのか、考えられる影響についてまとめました
梅雨明けが早いとどうなる?
梅雨明けが早いとどうなるのか、考えられることは3つ。
- 節水や断水が必要になる
- 農作物の値段が高騰する
- 電気の供給が不安定になる
梅雨明けが早いと考えられること①節水や断水が必要になる
梅雨明けが早いと、節水や断水が必要になる可能性があります。
雨は私たちが生きるために必要不可欠が生活水に変わります。
梅雨明けが早いということは雨の量が少なくなるということ。
生活水もおのずと不足になり、節水をお願いされたり、水不足が深刻化すると断水が必要になることも出てきます。
実際に、2022年8月に福岡県や山口県の一部で節水のお願いがされています。
梅雨明けが早いと考えられること②農作物の値段が高騰する
水が必要なのは人間だけではありません
野菜や果物など農作物にとっても水は育つうえで欠かせないもの。
梅雨明けが早く雨が少ないと農作物が十分に育ちません。
そうなると、収穫できる量も減り、農作物の価格は自然と高騰してしまいます。
いつも買っている野菜が何か高いな…と感じたら、その年は梅雨明けが早くなかったか思い出してみてください。
梅雨明けが早いと考えられること③電気の供給が不安定になる
梅雨明けが早いと夏の時期がその分長くなります。
暑い毎日にはクーラーといった冷房器具が欠かせません。
熱中症対策にクーラーをつけるのは必要なことなのですが、みんながいっせいに冷房器具を使うことで考えられるのが電気の供給不足。
水と同じように、節電をお願いされることもあります。
クーラーの設定温度を1℃上げる、こまめに使っていない電気を消すことで節電は可能です。
体のためにも冷房器具を一切使わないのではなく、上手に節電して電気を大事にしていきたいですね◎
戻り梅雨って何?
戻り梅雨とは、その名の通り梅雨が戻ってきたかのような天候になること。
梅雨明けをしたにもかかわらず長く雨が続くときの状況を【戻り梅雨】と表します。
そうなると気になるのは、戻り梅雨になったらまた梅雨入りしたことになるの?ということ。
答えはNOです。
基本的には、1年間で梅雨入り・梅雨明けはそれぞれ一度のみ。
一度梅雨明け宣言が出たあとは、いくら梅雨のような天候が続こうが再び梅雨入りすることはないんです。
また、戻り梅雨と似たような言葉に【梅雨の中休み】という言葉があります。
戻り梅雨も梅雨の中休みも同じ意味で、捉え方によって使い分けるそう。
- 梅雨が明けたのに戻ってきてしまった=戻り梅雨
- 梅雨中の束の間の晴れ間=梅雨の中休み
梅雨明け後の晴れ間は戻り梅雨、梅雨明け前の晴れ間は梅雨の中休みとなるわけです。
戻り梅雨も梅雨の中休みも、梅雨を表す季語のひとつ。
この他にも梅雨には季語がたくさんあるので(日本の雨は400種類以上あるんだとか)、調べてみると結構おもしろいです。
「今日の天気は戻り梅雨だな」なんて表すことができると、ちょっとだけ梅雨の時期が楽しくなるかもしれません^^
梅雨明けが早いと経済に影響がある?
梅雨明けが早いと農作物の不作や熱中症の危険性が上がるなど心配事が増えますが、いいこともあります。
それは経済が盛り上がるということ。
梅雨明けが早いと、それだけ夏の時期が長く続くことになります(冷夏の場合もありますが)。
そうなると
- ビールや炭酸飲料が売れる
- エアコンや扇風機など家電が売れる
- レジャー施設の入場者数が増える
といったように個人の消費が増える傾向になります。
小売業やレジャー施設で働く人たちにとっては梅雨明けが早いのは嬉しいことなんですね。
普段は自販機で飲み物を買わないけどあまりに暑いとついつい買ってしまったり、暑さ対策の便利グッズや涼しい服を買ったり。
私個人で考えても、確かに夏場は消費が増えていますね。
特に最近の夏場は暑すぎるため、「熱中症で倒れるぐらいなら」を理由にあらゆることへの財布のひもがゆるくなっている気がします^^;
梅雨明けが早いとどうなる?まとめ
梅雨明けが早いとどうなるのか、考えられる影響をまとめました。
水不足や電気不足、農作物の価格高騰など良くないこともあり、梅雨が私たちの生活に大きな影響を与えていることが分かります。
とはいえ、湿気で髪の毛がまとまらなかったり洗濯物が乾かないのは嫌なもの。
長すぎる梅雨だけはやっぱり嫌だななんて感じますね。
うまく節水や節電をおこない、早い梅雨明けとうまく付き合って行けたらなと思います。