菱餅とういろうと水無月の違いってなに?それぞれの特徴についても

菱餅とういろうと水無月の違いそれぞれの特徴

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「菱餅」と「ういろう」と「水無月」は何となく似ています。

でも、それぞれ特徴があり、食べる意味にも違いがあります。

「菱餅」と「ういろう」の違いは原材料、色、形です。

「ういろう」と「水無月」の違いは、色や形

「菱餅」と「水無月」は食べる時期が決まっています。

「ういろう」は行事の菓子ではなく、和菓子として楽しむものです。

今回は

「菱餅」と「ういろう」と「水無月」の特徴

「菱餅」と「ういろう」と「水無月」の違い

上記について紹介します。

菱餅とういろうと水無月の特徴

菱餅とういろうと水無月の特徴

「菱餅」と「ういろう」と「水無月」の違いは、見た目です。

色や形が違うので、お店で間違って買ってしまうことはありませんね。原材料も違うので一つずつ説明しますね!

菱餅
  • 色:3色(緑・白・ピンク)
  • 形:ひし形
  • 原材料:もち米
ういろう
  • 色:白・ピンク・緑など様々な色がある
  • 形:丸・楕円・資格など形に決まりはない
  • 原材料:米粉
水無月
  • 色:白で上に小豆を乗せる
  • 形:三角
  • 原材料:米粉と小豆

「菱餅」と「ういろう」の違いは原材料です。

ひな祭りが終わったら、もち米が原材料の「菱餅」は調理して食べますが、米粉を蒸した「ういろう」はパッケージを開けたら調理せずに手軽に食べられます。

また「菱餅」は【ひし形】で「ういろう」の形には決まりがないのも特徴です。

「ういろう」と「水無月」の違いは色や形です。

「ういろう」には色や形に決まりはありませんが、白い三角の形をした「ういろう」の上に小豆を乗せた和菓子を「水無月」と呼びます。

菱餅とういろうと水無月の違い

「菱餅」と「ういろう」と「水無月」のそれぞれの違いは食べる【時期】と【意味】にあります。

食べる時期食べる意味売ってる時期
菱餅ひな祭り女の子の成長と幸せを願う2月から3月3日
ういろういつでもOK特になしいつでも手に入る
水無月6月30日
(夏越の祓)
穢れを払い
残り半年を無病息災で
過ごせるように願う
6月下旬から
6月末日

菱餅とういろうの違い

菱餅とういろうの違い

「菱餅」と「ういろう」の違いはお供え物か通常の和菓子かです

3色の「菱餅」には健康と厄除け、子孫繫栄の意味があります。

ひな人形に「菱餅」をお供えして、ひな祭りが終わったら「菱餅」を食べます。

その時、「菱餅」を焼いたり煮たりすることで「菱餅」の角が丸くなり縁起の良い餅に変身します^^

角が丸くなった「菱餅」を食べることで「角が立たずに生きる」という意味を持ち、ご利益があると言われているんです。

3月のひな祭りに「菱餅」を食べるので、2月から3月3日までスーパーやコンビニエンスストアなどで見かけます。

それ以外の日にはお店で見かけることはなく、和菓子屋にも売っていないのは残念ですね。

ういろうと水無月の違い

ういろうと水無月の違い

「ういろう」と「水無月」の違いは通常の和菓子か神事に用いる和菓子かす。

和風月名で「水無月」は6月のこと。

1年の半分が過ぎた6月30日に、三角の白い「ういろう」に小豆を乗せた和菓子を「水無月」と呼びます。

「水無月」には、半年間の罪や穢れを祓い、残りの半年を無事に過ごせるよう願いが込められているんです。

三角の形の意味は、暑気を払う氷。昔は氷が手に入りにくかったので、三角に切った「ういろう」を氷に見立てました。

「ういろう」に乗せた赤い小豆は邪気払い、悪魔祓いの意味があるんですよ^^

「ういろう」は和菓子です。

特に何かの行事に食べるわけではありません。

日常的に和菓子コーナーで見かけるので、一年中食べることができますね♪


関東地方出身の私は「夏越の祓」や和菓子の「水無月」を今回初めて知りました。

調べてみますと、京都では有名な神事とされていて、6月30日は京都の神社という神社が「夏越の祓」を執り行っていました!

季節の和菓子は、その時期になると店頭の目立つ場所に並べられることが多いですよね。

例えば「節分豆」「ひなあられ」「かしわ餅」など、行事の日のかなり前から店頭にたくさん並んでいます。

私の場合、スーパーの和菓子を見て「そういえば、もうそんな時期か」と季節を感じることが多い気がします。

でも「水無月」を近所のスーパーで見かけたことがありません。

今年は意識して「水無月」を探してみようと思います^^

菱餅とういろうと水無月の違いと特徴まとめ

  • 「菱餅」と「ういろう」の違いは原材料、色、形
  • 「菱餅」はもち米、「ういろう」は米粉を使う
  • 「ういろう」と「水無月」の違いは色、形

「菱餅」は女の子の成長と幸せを願い、「水無月」は穢れを祓い無病息災を願います。

行事や神事で食べる和菓子なので、食べることで厄払いができます。

お店では決まった時期にしか売っていないので、ちょっと希少価値なイメージもありますね。

「ういろう」はいつでも食べることができます。

「水無月」がどうしても食べたくなったら、「ういろう」に小豆を乗せて食べると良いでしょう。

行事の和菓子には意味があるので、これからは意識して食べてみたいですね。

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