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子どもの成長をお祝いする七五三。
早ければ数か月前から七五三の準備を行う人もいる、とても大事なお祝い事です。
しかし、いくら準備をして備えていても避けられないのが人の死。
人が亡くなったのであればお祝い事は避けるのが当然ですが、喪中の場合はどこまで制限されるのか気になりますよね。
亡くなったのが子どもをかわいがってくれていた祖父母であれば、自分のせいで七五三ができなかったら悲しむかもしれない…。
だからといって大々的にお祝いしてもいいのかな?
七五三は喪中の場合どうしたらいいのか迷いますよね。
そこで今回は、七五三は喪中の場合お参りできないのか、喪中の場合の七五三についてまとめました。
七五三で祖父母が亡くなって喪中の場合はお参りできない?
結論から申し上げますと、七五三は祖父母が亡くなって喪中であってもお参りは可能です。
七五三は子どもの健やかな成長に感謝して願う行事。
お祝い事ですので、避けたほうがいい時期というのはもちろんあります。
それは忌中と呼ばれる期間。
忌中期間は神社の敷地内に入るのは良くないとされている
仏教では四十九日の法要が過ぎるまでとされていますが、神道では忌中の期間は亡くなった人との関係によって変わるとなっています(父母が亡くなった場合の50日間が最長)。
神社で参拝したり祈祷をお願いすることの多い七五三ですが、忌中期間は神社内に立ち入るのはよくないとされています。
これは神道では死は穢(けが)れのあるものとされているため。
忌中期間は七五三のお祝いはもちろん、神社の敷地内に入るのはやめておきましょう。
忌中期間は亡くなった人との関係や地域、神社によっても変わるので事前に確認しておくといいですね。
忌中期間が過ぎれば神社に参拝しても問題ないので、七五三のお祝いをしても構いません。
ただ、忌中期間が過ぎても喪中であることは変わらないから、と喪に服している間は七五三のお祝いはすべきでないという考えの人もいます。
せっかくの七五三のお祝いですから、家族みんなが納得できる形であと腐れなくお祝いしたいものですよね。
迷った場合は「七五三のお祝いはどうしたらいいか」両家の親族に確認しておくといいですね。
七五三は性別と年齢によって行う時期というのが決められていますが、絶対にその年齢でないといけないという決まりはありません。
そもそも、数え年てお祝いするか満年齢でお祝いするかということも正式に決まっていないため、七五三は各家庭が行いやすいタイミングでお祝いすればいいんです。
忌中期間であるならいっそのこと翌年に七五三を持ち越すのもありです!
お寺で七五三のお祝いをするという手も
七五三のお祝いを今年のうちに済ませたい…という人もいるでしょう。
そんな場合はお寺で七五三のお祝いをするという方法もあります。
七五三は神社に参拝するイメージが強いですが、最近ではお寺で七五三のお祝いができるところも増えてきているんですよ◎
お寺のある仏教では死は穢れのあるものと考えられていません。
忌中期間にお寺に参ることはむしろ推奨されているんです。
七五三は子どもの健やかな成長をお祝いするためのものですが、お寺で行うのであればご先祖様に子どもの晴れ姿をお見せする、これまで見守ってくださったお礼を伝えに行くと考えるといいでしょう^^
七五三で喪中の場合の参拝で気をつけること
お寺であれば忌中であっても七五三のお祝いはできますし、神社でも忌中を過ぎれば七五三の参拝をしても問題ありません。
ただし、いくら忌中期間を過ぎていても、喪に服しているのであればお祝い事は避けるべきと考える人もいます。
喪中期間に七五三のお祝いをするかどうかは家族でよく話し合うようにしましょう。
また、『どこまで七五三のお祝いをするかと』いうことも喪中期間での七五三に関しては大事なポイントになってきます。
参拝して祈祷もお願いするのか。
自分たちだけで参拝だけして祈祷はやらないでおくのか。
もちろん、忌中期間が過ぎているのであれば祈祷をお願いしても何の問題はありませんが、『喪中期間だからできるだけ慎ましく』という考えの人もいます。
七五三は祈祷をお願いせずとも、自分たちで参拝するだけでも十分です。
大事なのは、子どもの成長をお祝いし神様や仏様に感謝の気持ちを伝えることですので、自分たちがやりやすいように決めてくださいね◎
まとめ:喪中でも七五三でお参りしても良い
- 七五三は喪中であっても忌中期間が過ぎていれば行っても大丈夫
- 忌中期間は亡くなった人との関係や地域、神社によっても変わるので事前に確認する
- 時期を気にせず七五三をお祝いしたいのであれば、お寺で行うという手もある
七五三をやろうと思っていた年に親しい人が亡くなると『七五三のお祝いはどうしよう…』と不安になりますよね。
しかし、忌中期間を過ぎていれば七五三のお参りに神社に参拝しても大丈夫です。
どうしても期間が合わない、なんてときは無理せず翌年に七五三を持ち越しても。
七五三に関しては絶対にこの年齢でお祝いしなければいけないという決まりはないので、自分たちで納得のいくときにお祝いしてあげられるといいですね。