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子どもの健やかな成長をお祝いする七五三。
しっかりお祝いしてあげたいけれど、いつもは着ない着物を着て神社に行って写真撮影をして…って結構大変ですよね。
七五三を神社に行かないで済ませたいと考える人は多いのですが、可能なのでしょうか？
そこで今回は、七五三は神社に行かないとだめなのか、七五三を写真だけで済ませることについてまとめました。
七五三は神社に行かないとだめなの？
七五三は神社に行かないとだめということはありません。
七五三をどうやってお祝いするか、どう過ごすかは各家庭の考え方や事情によっても変わるので、必ずしもこうしなければいけないということはないんですね。
そもそも、七五三自体をやらないという人もいるくらいなので、七五三に関しては各々がやりやすいように納得できればそれで問題ないと思います。
七五三で神社に行く人が多い理由
そうなると、気になるのはなぜ七五三で神社に行くのかということ。
七五三で神社に行く人が多いのは、七五三が子どもの健やかな成長をお祝いするためのものであるから。
「ここまで無事に育ちました、ありがとうございました」という感謝の気持ちを神様にお伝えするために神社に参拝します。
神様に対して感謝の気持ちを伝える、これからも見守っていただけるようお願いするという意味では、七五三は初詣に近いものがありますね。
必ずしも祈祷をお願いしなくてもいい
普段の生活の中で改めて神様に感謝するきっかけとして、七五三で神社に出向くのはいいタイミングだと個人的に思います。
ただ、信仰に関しては人によって考え方が変わるもの。
必ずしも神社に出向いて神様に感謝の気持ちを伝えることだけが七五三のお祝いの仕方ではありません。
自宅に神棚があって普段から手をよく合わせているのであれば、改めて七五三で出向かなくてもいいのかなとも思いますし、大事なのは気持ちですからね。
ちなみに、七五三で神社に行くと「祈祷してもらわないとダメなんじゃないの？」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
祈祷してもらうとその分お金も時間もかかります。
そもそも、人気のある神社だとなかなか祈祷してもらおうにも予約でいっぱいなんてこともありますし。
祈祷をお願いせずに自分たちで参拝だけで済ませている家族もたくさんいましたよ。
我が家は七五三のようなイベントがないとなかなか祈祷してもらうこともないので、記念じゃないですけど祈祷をお願いしました。
厳かな雰囲気の中子どもの成長を見守っていただけると感じられ、やってよかったなと思っています^^
七五三は写真撮影だけの家庭も多い
七五三と言えば、着物を着て神社に出向いて、写真撮影をして食事をする。
朝から晩まで1日かけて行う一大イベントでした。
ただ、最近ではできるだけ負担のないように自分たちだけでできることをやる七五三のスタイルが増えてきているようです。
その中で多いのが、写真撮影だけで七五三を終えるというもの。
スタジオなどで写真撮影すればそこまで手間もかからず、また七五三で着飾った我が子の姿を記念に残せるので「忙しいけれど七五三をやってあげたい」という気持ちを満たすことができます。
大切なことは子どもの成長をお祝いする気持ちと感謝の気持ち。
写真撮影をすることで子どもの成長を実感しお祝いできるのであれば、七五三の本来の意味は達成しているのではないでしょうか？
七五三に写真撮影するだけのメリットデメリット
七五三で神社に行かず写真撮影だけ行うというのも、ひとつの七五三のお祝いの形。
何が正解というのはありませんが、後々後悔しないためにも写真撮影だけする場合のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
メリット
写真撮影だけで七五三を済ませることの一番のメリットは、手間や時間がかからないということ。
特に小さい子どもがいたり妊婦さんの場合は、出歩く必要がないのは身体的にも楽ちんですよね。
スタジオ内の撮影であれば天気の影響を受けないのも大きなポイントです。
「忙しくてこの日しか時間が取れない」という人にとっても写真撮影だけというのは助かりますね。
デメリット
七五三を写真撮影だけで済ませると、子どもによってはそれを七五三であると認識しないことも。
イベントごとによく写真を撮っていると、子どもは写真撮影自体に慣れてしまっており特別感を感じないようです。
「ただきれいな着物を着て写真を撮っただけ」にならないように、七五三がどのようなお祝い事であるか話す機会を設けるといいでしょう。
また、七五三の祈祷をお願いすると神社によってはお祝いの記念品がもらえます（我が家の場合は、千歳あめや文房具セットがもらえました）。
写真撮影だけだとお祝いの品がもらえないことがほとんどですので、より思い出にするために千歳あめ等用意しておくのをおすすめします。
まとめ：七五三は神社に行かずに写真だけでお参りしない人も多い
七五三は神社に行かないで済ませるというのも、ひとつのお祝いの方法としてはありです。
大事なのは子どもの健やかな成長をお祝いする気持ちと感謝する気持ち。
写真撮影だけであっても何のための写真撮影なのか、子どもに話してあげるといいですね。