この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
秋が近づいてくると神社やお寺近くで見かける着物や袴を着た子どもたち。
おしゃれに着飾っていてかわいいですよね^^
ただ、見る分にはかわいい七五三も当事者になって準備する側になると結構大変で。
準備やお金の問題があって七五三をやらないという人もいるんだとか。
そこで今回は、七五三をやらない割合はどのくらいなのか、七五三を自分たちで済ませる場合のアイデアについてまとめました。
七五三をやらない割合はどのくらい?
2015年にベネッセが行った調査によると、『七五三をやる予定はない』『やるか分からない』と答えた人は合わせて39%になりました(引用:ベネッセ)
2020年には『七五三をやらない』と答えた人の割合は14.4%(引用:PRTIMES)と、年代によって多少差はありますが約半数以上の人は七五三をやっている/やる予定があることが分かります。
子育て中には数多くのイベントがありますが、七五三はその中でもほとんどの人が実施しているイベントと言っていいでしょう。
ただ、七五三が他のイベントに比べて特殊なのは、人生の中で何度も実施するタイミングがあるということ。
7歳:女の子
5歳:男の子
3歳:男の子と女の子
上記は一例ですが(地域によって実施する年齢と性別が変わることもあります)、七五三をやったと思ったら割とすぐにまた七五三のタイミングが来ますよね。
「お祝い事だけどそう頻繁にするのはちょっとしんどいな~」と言う人も多く、七五三は1回だけやれれば十分と考える人も多いようです。
半数以上の人が七五三を行っていますが、1回やったっきりでそれ以降は七五三をやらないという人の割合はもっと多いかもしれません。
七五三をやらない人の理由
毎年少数ではありますが七五三をやらない選択をした人はいます。
なぜ七五三をやらないのか、その理由についてまとめました。
- お金がかかるから
- 兄弟がたくさんいて準備が大変だから
- 忙しくて時間が取れないから
- いまいち何をするものかよく分からないから(なじみがないから)
お金がかかるから
七五三をお祝いしようとしたらまず考えるのが子どもの服装。
ワンピースやタキシードだけでなく、せっかくだから袴や着物を着せてあげたいと思いますよね。
今はネットでレンタルもしやすくなったので昔よりは気軽に着物が着られるようになりましたが、それでも安いものではありません。
着付けも自分でできたらいいですが、美容院にお願いするとまたお金がかかります。
さらに写真撮影や神社やお寺での祈祷料など、1日で軽く数万円が飛ぶのも珍しくありません。
子どもが1人ならまだいいですが、何人も同時に七五三をお祝いするとなると正直お金がきついなあというのもよく分かります。
兄弟がたくさんいて準備が大変
お金の面だけでなく、子どもが数人いると準備も大変で親の負担が倍増します。
着替えさせてみんなで移動してお参りして写真を撮って。
子どもにとってはいい思い出だけど準備する側の親としてはやっぱり大変。
慣れない服装で子どももぐずったりしますしね。
一度七五三をやってあまりに大変だったから正直もうやりたくない…という人もいました。
忙しくて時間が取れないから
七五三のシーズンは毎年11月ごろですが、家庭の都合や仕事の関係でどうしても忙しい人もいるでしょう。
七五三をやろうと思ったら少なからず前もって準備をしなければいけないので、七五三をやりたくてもできないという人も少なくありません。
七五三になじみがないから
「クリスチャンだから」「小さいころ七五三をお祝いしてもらった覚えがないから」といった理由で、自分自身が七五三になじみがないから子どもにも何をやったらいいか分からないという人もいました。
なじみのないものをやれと言うには七五三は時間もお金もかかる行事ですよね。
七五三をやるかやらないかについては正解はありません。
七五三とは子どもの健やかな成長をお祝いする行事ではありますが、七五三をやらなかったからと言って子どもの成長を願ってないなんてことはないですよね。
各家庭によって考え方も事情も違うものだから、よく話し合って家族みんなで納得できればそれで十分です。
ただ、少しでも「七五三をやってあげたいな」と思っているならぜひやってあげて欲しいとも思います。
というのも、やっぱり子どもの小さい頃って一瞬で過ぎてしまうので…。
後から七五三をやっておけばよかった、と思ってももう戻れないので後悔のないようにお祝いできたらいいですよね。
七五三のお金がないなら自分たちで簡単に済ませる方法も
七五三というとどうしてもお金がかかるイベントですが、かけようと思えばいくらでもかけられるだけで、必ずしもそうしないといけないなんてことはありません。
七五三をやるお金がないなら自分たちでできる範囲でお祝いすればいいんです。
- 着物を着ないで子どものお気に入りのよそ行きの服を着させる
- 着付けやヘアメイクは自分で行う
- 写真撮影をプロに頼まない
- 祈祷はお願いせず自分たちで参拝する
- 食事は自宅で楽しむ
例:着物を着ない
七五三では着物や袴を着せるもの、なんてイメージがあるかもしれませんが、我が家が七五三をしたとき、周りには洋装の子どもたちも半分ほどいたのを覚えています。
女の子ならワンピースやセットアップ、男の子はタキシード。
着物や袴より動きやすくて子どもからすると洋装のほうがいいかもしれませんね。
わざわざ七五三用に用意しなくても、自宅にあるよそ行きのもので十分。
「卒園式や入学式用の服を早めに用意して七五三のときにも着た」という人もいます。
我が家はネットで着物をレンタルしましたが、着付けは自分で行いました。
最近の子ども用の着物って自宅でも簡単に着せられる&崩れたらすぐに直せるようになっていて、だいぶ不器用な私ですがプロに頼まなくてもそれなりの形になりましたよ^^
YouTubeに着物の着せ方の動画もたくさんあるので心配な人は事前に練習しておくといいかも!
例:自分で撮影する
写真撮影もプロに任せると数万は軽く飛びますが、自分で撮ればお金がかかりません。
子どもの自然な笑顔を引き出せるのは家族が撮ってこそかな、と思います。
我が家は祈祷をお願いしましたが、やっていない家庭も多くあるようでした。
小さい子どもがいる家庭だとぐずってしまうから、その場合は自分たちで参拝するだけで十分ではないでしょうか。
我が家は子ども2人分の衣装代+祈祷代(2人で12,000円)で七五三にかかったお金は22,000円ほど。
思ったよりだいぶ安く七五三のお祝いができました。
あまり写真に興味がないので撮っていませんが、七五三の衣装と写真撮影がセットになったお得なプランなんかもあるので、気になる人は検索してみてくださいね。
「衣装にお金をかけたい」「写真に力を入れたい」など、お金をかける場所を決めておけば、少ない予算でも十分七五三を楽しむことができますよ^^
まとめ:七五三をやらない割合は意外と多く自分たちで済ませる人もいる
七五三は子どもの健やかな成長をお祝いするための行事ですが、さまざまな事情で七五三をやらないという人はいます。
七五三をやらなければならないなんてことはないので、自分たちで納得して決めれば問題ありません。
また、七五三の楽しみ方も各家庭それぞれ。
自分たちの負担のない範囲で家族でお祝いできたらいいですね。