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『コオロギが食糧危機を救う?』ということで、日本でもコオロギを使った商品を見かけるようになってきました。
私は正直なところ、ちょっとビビっています^^;(食べる食べないは価値観の違いなので、それについてどうこう言いたいわけではありません)
昆虫食は数年前からじわじわと話題になってきていますが、気になったのはもともとコオロギを食べる国はどこなのか?ということ。
日本では、積極的に商品化されてこなかったコオロギ。
世界には昔からコオロギを食べる国があることがわかりました。
そこで、今回はコオロギを食べる国はどこなのか?また、コオロギを食べる場合の調理法や食べ方について調べてみました。
コオロギを食べる国
- タイ
- ベトナム
- ラオス
- ミャンマー
- 中国
- 台湾
- アフリカの南部
- 東南アジア全域
特にタイは、昆虫食が盛んな国として知られています。
コオロギの養殖を盛んに行っているのもタイ。(参考:昆虫食が世界の食料問題を変える?!)
昆虫食は、古代ギリシャ、ローマ時代には食べられるようになっていたと記録されています。(参考:昆虫と食文化-山口県立大学図書館)
日本では平安時代以降にイナゴなどを食べていたと記録されていますが、それよりも前から食べられていたのでは?と考えられています。
食糧が不足している時代に、栄養を補給する方法として昆虫が選択されていたんですね。
昆虫食が日本で衰退していった理由は、衛生面の管理や、食糧が手軽に買えるようになったこと、食事が海外から取り入れられるスタイルに変化していったことが考えられています。
コオロギを食べる方法や調理法は?
食用のコオロギを食べる場合は、どんな調理法があるのか調べてみたところ
- 揚げる
- 炒める
- 煮る
- パウダーを使って練り込む
など、普通の食材と同じように調理して食べられるとのこと。
コオロギを食べる国では、そのまま素揚げにしておやつに食べたりすることもあるんだとか。
食用のコオロギは高温で加熱処理されたあと、冷凍や加工されて食べられる状態になるんですって。
コオロギの見た目が気になったり、コオロギの素材そのまま感を消していろいろなものに混ぜ込むときには、コオロギパウダーを使用することもできます。
日本では昆虫食はメジャーではないため、商品化される場合にはコオロギパウダーを練り込む方法が多く使われています。
無印良品のコオロギせんべいや、コオロギチョコも、コオロギパウダーを入れて加工された食品となっていますよね。
レシピサイトクックパットではコオロギを使った昆虫食レシピも投稿されていました。
2023年3月時点でコオロギ食や昆虫食のレシピは約70件ほど投稿されていました。
今後、どんどん増えていくのかもしれませんね!
コオロギを食べる場合の注意点
コオロギはエビやカニなどと似ている成分になるため、エビ・カニアレルギーの人は食べないようにしましょう。
今後コオロギ食が増えていくとしたら、パウダー状のコオロギが食品に混じっている可能性もあるので、コオロギが入っているかどうかをよく確認する必要がありますね。
また、コオロギを初めて食べる場合は、カニ・エビにアレルギーがなかったとしても、アレルギー反応が出ることもあるようです。
初めて昆虫食を試す場合は、『少量・お菓子などで加工されているもの』を選ぶのが良さそうです。
コオロギを姿かたちのまま食べる場合、食用のコオロギを選びましょう。
野生に暮らしているコオロギを食べるより、食品用として管理されているコオロギのほうが衛生面で安全性が高いです。
現在は、様々な企業が衛生的に安全な環境で育てられたコオロギを販売しているので、食べる場合はしっかりと管理されいている会社のコオロギを選ぶようにしたいですね。
コオロギを食べる国まとめ
- コオロギを食べる国は『タイ』『ラオス』『ミャンマー』『中国』『台湾』など、東南アジア全域や、アフリカの南部に多い
- コオロギは『炒める』『揚げる』『煮る』などの調理法で、普通の食材のように調理できる
- エビ・カニアレルギーの人はコオロギは食べてはいけない
日本でもイナゴが食べられるのは知っていましたが、まさかコオロギが食べられることになるなんて思いませんでした。
賛否両論ありますが、世界にはコオロギや昆虫食が盛んな国もあるということ。
日本でコオロギ食が浸透するかわかりませんが、押し付けるわけでなく『いろいろな選択肢』があっていいんじゃないかなと思います。