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蚊のいる季節になると欠かせないアイテムが蚊取り線香。
独特のルックスやにおいをかぐと「夏がきたなあ」なんてなんだか懐かしい気持ちになってしまいます^^
そんな蚊取り線香も室内で使うときにはいくつか注意点があります。
適切に使えば、蚊取り線香が危険なんてことはないので安心してくださいね◎
今回は、蚊取り線香を室内で使う場合の注意点や効果的な置き場所についてまとめました。
蚊取り線香は室内で使うのは危険?
蚊取り線香を室内で使うこと自体は危険ではありません。
網戸で防いでもいつの間にか蚊が室内に侵入してくることはありますし、その際役立つのは室内の蚊取り線香ですよね。
ただ、蚊取り線香を締め切った室内で使うのは危険です。
蚊取り線香には「ピレスロイド」や「メトフルトリン」という蚊を駆除する有効成分が配合されているのですが、人間これらの成分の煙を長時間吸い続けると、まれに目や喉に刺激を感じることがあるんです。
蚊取り線香を販売している『アース製薬』のHPにも、
閉め切った部屋やせまい部屋で使用すると、まれに目やのどに刺激を感じることもあるので、使用中は時々部屋を換気してください。
アース製薬
と記載があります。
ピレスロイドもメトフルトリンも、基本的には人体には無害です。
ですが、体質や体調によっては影響を受けることもあるので、蚊取り線香は締め切った部屋では使わないようにしましょう。
締め切った部屋のほうが成分が充満して蚊に効きそうですが、空気の通り道があってもちゃんと蚊取り線香は有効なので安心してくださいね◎
蚊取り線香を室内で使う場合の置き場所
蚊取り線香の室内で使う場合は、部屋の中でも風上に置くのがポイント。
風と一緒に有効成分が部屋全体に流れるので、より効率よく蚊を退治してくれるでしょう。
風が入ってくる窓やドアの近くに置くと、換気もしやすいので便利ですよね^^
ただ、マンションといった集合住宅や隣家との距離が近い場合、窓の近くで蚊取り線香を使うのには少し注意が必要です。
というのも、蚊取り線香の独特のにおいを嫌がる人もいるため。
個人的には「夏が来たな~」と感じて好きなにおいなんですが、洗濯物につくからと苦手に感じる人もいるんですね。
蚊取り線香を使いたいけれど、においが気になるという人には無香タイプの蚊取り線香もあります。
独特のにおいがないタイプなら、窓の近くでも安心して使えますね^^
電気タイプの蚊取り線香は直射日光があたると液漏れすることがあるので、窓の近くでも置く場所には気を付けてください。
関連記事:アースノーマットの残り液は来年使える?本体の捨て方についても
蚊取り線香を室内で使う場合の注意点
蚊取り線香を室内で使う場合の注意点は3つ。
- (渦巻きタイプの蚊取り線香の場合)魚のいる水槽や昆虫のいるかごの近くに置かないこと
- (渦巻きタイプの蚊取り線香の場合)壁や家具など汚れることがあるので、離して使うこと
- (電気タイプの蚊取り線香の場合)AV機器の近くなど高温になる場所に置かないこと
(渦巻きタイプの蚊取り線香の場合)魚のいる水槽や昆虫のいるかごの近くに置かない
昔ながらの渦巻きタイプの蚊取り線香は、魚のいる水槽や昆虫のいるかごの近くには置かないでください。
魚や昆虫が死んでしまうこともあるんです。
また、犬や猫など小動物には特に危険性はないのですが、
犬
- シーズー
- パグ
- フレンチブルドッグ
猫
- ヒマラヤン
- ペルシャ
といった「短頭種」と呼ばれる種類は、喉や気管が他の種類のものより弱いために、煙ですぐにトラブルが起きることも。
人間と同じように、適切に部屋の換気をして煙がこもらないようにしましょう。
(渦巻きタイプの蚊取り線香の場合)壁や家具など汚れることがあるので、離して使う
蚊取り線香の原材料には「植物混合粉」が含まれていて、燃焼することでヤニが出てきます。
ヤニが壁や家具・カーテンなどにつくとなかなか取れないので、蚊取り線香はできるだけ離した場所に置いてください。
ヤニ汚れは時間が経つほど落ちなくなる頑固なもの。
こまめに掃除をすることが大切です。
カーテンなどは洗って、壁や家具など洗えないものは、中性洗剤やアルコールスプレーで汚れを落とすように拭きましょう。
(電気タイプの蚊取り線香の場合)AV機器の近くなど高温になる場所に置かない
電気タイプの蚊取り線香は、テレビやレコーダーの近くなど高温になる場所には置かないでください。
蚊取り線香が高温になると液が漏れてくることがあるためです。
液漏れした蚊取り線香は使えなくなるだけでなく、電子機器を故障させてしまうことも。
同じく、毛足の長いラグの上も液漏れしやすいので注意しましょう。
蚊取り線香は室内で使うのは危険?まとめ
蚊取り線香の蚊に対する有効成分は人体には無害ですが、体調や体質によっては気分が悪くなることもあります。
締めきった部屋では蚊取り線香は使わないでください。
適切に換気を行えば蚊取り線香が危険なんてことはないので、上手に活用してくださいね。