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気付けば庭や道端にいるナメクジ。
一見何の害もなさそうですが、実は恐ろしい感染症を引き起こす寄生虫を持っているというからこわいですよね。
なのでナメクジを見かけたら触らないのが一番なのですが、ちょっとしたときに触れてしまったり子どもが興味を持って触ってしまったり。
そのままにしておくと感染症を引き起こす恐れもあるので、ナメクジを素手で触ったときは対処法として石鹸でよく手を洗ってください。
くれぐれも、ナメクジを触った手で食事をしないようにしましょう。
今回は、ナメクジを素手で触ったときの対処法についてまとめました。
ナメクジを素手で触ったときの対処法
ナメクジを素手で触ったときの対処法は、石鹸でよく手を洗うことです。
ナメクジが持っている寄生虫【広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)】は、ナメクジのぬめっとした粘液の中にも存在します。
外国では、ナメクジがついていた野菜を洗わずに食べたことで感染した事例も。
ナメクジを触った手で食事をすることで寄生虫に感染する恐れは十分にあるんですね。
全てのナメクジが寄生虫を持っているということではありませんが、見た目では判断できないので用心するに越したことはありません。
昔、子供の頃に、ナメクジを見つけて遊んだりしていましたが、それって結構怖いことだったんですね・・・^^;
寄生虫に感染するとどうなる?
寄生虫が体内に入るとまず腸壁を破壊し脊髄の中に侵入していきます。
その後脳へと向かうのですが、脳内では生きられないのでここで寄生虫は死亡。
恐ろしいのは、死滅した寄生虫を脳内が異物とみなし、免疫細胞を過剰に働かせてしまうこと。
激しい頭痛や嘔吐のほかに感覚過敏を引き起こすこともあります。
感覚過敏には個人差がありますが、ひどい人だと水に触れるだけで痛みを感じたり、ちょっとした明かりがまぶしくてたまらなくなってしまいます。
ナメクジを触るだけで日常生活を普通におくれなくなるのはしんどいですよね。
ただ、ナメクジの寄生虫【広東住血線虫】は脳内で死滅するので、時間が経てば回復することも報告されています。
重篤化することはまれですが、免疫力が落ちている人だと命に関わる場合も考えられます。
ナメクジの寄生虫に感染してしまわないよう、ナメクジを素手で触ってしまったら必ず石鹼やハンドソープで手を洗いましょう。
家の敷地内でナメクジを見かけたら放っておくのは危険
ナメクジを見かけても触らないのが基本ですが、家の敷地内で見かけた場合放っておくのはおすすめできません。
農作物や植物・花などを食い荒らすだけでなく、隙間から家の中に侵入してくることもあるんです。
ナメクジの通った後は粘膜が残るので、知らず知らずのうちに触ってしまう可能性も。
もしもナメクジを見かけた場合、ナメクジ除去スプレーなどでナメクジを退治しましょう。
あらかじめ置いておくだけでナメクジが寄ってこないようにできる駆除剤を併用すると、より安心ですね。
ナメクジを素手で1回でも触ると危険?
寄生虫【広東住血線虫】はナメクジの粘膜の中にも存在しますが、触っただけですぐに感染するわけではありません。
危険なのは、寄生虫を体内に入れること。
ナメクジを触った手を洗わずに食べ物を触ると、その食べ物を食べることで体内に寄生虫が侵入することになります。
また、寄生虫の侵入は何も口からとは限りません。
切り傷など傷口から寄生虫が侵入することもあるので、手足をけがしているときは特に注意が必要です。
庭仕事をしたり長時間草むらの中にいるときは、肌を露出しないよう長袖長ズボンのほうがいいでしょう。
まとめ:ナメクジを素手で触ったときはよく手を洗う
ナメクジを素手で触ったときの対処法は石鹸でよく手を洗うことです。
ナメクジを触っただけでは寄生虫には感染しませんが、触った手で食事をしてしまうことが危ないんですね。
また、肌に傷跡がある場合そこから寄生虫が体の中に侵入してくることもあります。
けがをしているときは特にナメクジに触れないよう気を付けてくださいね。