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あっと気付いたときにはもう吸われた後…。
夏は好きですが蚊だけはいつまでたっても好きになれません。
蚊ってすばしっこいからなかなか倒せなくて、さっき追い払った蚊が再び血を吸いにくる…なんてこともよくあります。
身近にいる蚊ですが実はよく分からないことだらけ。
蚊が血を吸う回数はどのくらい?なんで蚊は血を吸うの?
気になることがたくさんですよね。
そこで今回は、蚊が血を吸う回数から血を吸う蚊の種類まで、蚊の生態についてまとめました。
蚊が血を吸う回数は?
蚊が血を吸う回数は生涯で約4~5回と言われています。
この蚊が血を吸う回数は、1匹の蚊が生涯で産卵する回数と同じ。
というのも、蚊が血を吸うのは産卵に必要なたんぱく質を人間や動物の血液からもらうため。
産卵という体力も気力も使う行動をするために蚊は血を吸います。
産卵に備えて血を吸う
↓
産卵する
↓
また産卵に備えて血を補給しておく
成虫になった蚊の寿命は約1ヶ月。
この間に蚊は、血を吸って産卵してまた血を吸って…を繰り返します。
蚊も子孫を残すために必死なわけですが…できればやっぱり血は吸われたくないですよね^^;
血を吸ったあとの蚊はまたすぐに血を吸うの?
1匹の蚊が血を吸う回数は生涯で約4~5回ですが、これは一度で満腹になった場合に限る回数。
一度で満腹にならなかった場合、蚊は血を吸ったあとまたすぐに血を吸いに行くとのこと。
蚊は約2㎎の血を吸うと満腹になると言われているのですが、2㎎は体の倍以上の重さ。
たった2㎎でも蚊にとってはある程度時間をかけて吸う必要があるんですね。
しかし、人間や動物もただ黙って血を吸われるわけにはいかないので、追い払おうとしたり動きます。
すると蚊も逃げなければいけないので、一度で2㎎も吸いきることができません。
このように、吸っては逃げて・吸っては逃げてを蚊は繰り返します。
吸った血が合わせて約2㎎になったら蚊の一度の食事は終了です。
追い払った蚊が何度も近寄ってくるのは、その蚊がまだ満腹になってないからと考えるとなんだかおもしろいですよね。
蚊からしたら「まだ2㎎吸えてないのに!」という感じなのでしょうか?
満腹まで吸わせてあげるほうが被害が少ないとも言える・・!?
血を吸う蚊と血を吸わない蚊がいる
勝手に血を吸っていったあげく強烈なかゆみを残していく蚊。
しかし、全ての蚊が血を吸うわけではありません。
日本では血を吸う蚊は約30種類いると言われていますが、その中でも身近にいるのは上記4種類。
日中活動するヒトツジシマカ・夜に活動するアカイエカ、特にこの2種類には私も何度血を吸われたか分かりません(泣)
驚くのは、血を吸う種類の蚊でも産卵前のメスの蚊のみが血を吸うということ。
蚊の主食は糖分なので、産卵前でないメス・オスは普段は花の蜜など吸って他の昆虫と同じように食事しています。
ただ、そんな蚊も産卵前は話が別。
産卵にはたくさんのエネルギーを必要とするので、エネルギー源となるたんぱく質を多く含んだ人間や動物の血を吸いに来るというわけです。
つまり、蚊が血を吸いにくるのはしっかりと産卵するため、いうなれば子孫を残すため。
生き物の血以外に自然の中でたんぱく質が摂取できたら、もしかしたら蚊だってわざわざ人間や動物の血を吸いにくることはないかもしれませんね。
まとめ:蚊が血を吸う回数は生涯で4~5回
- 1匹の蚊が生涯で血を吸う回数は約4~5回
- ただし、一度の食事で満足に血が吸えなかった場合は満腹になるまで何度も血を吸いに来る
- 蚊の中でも血を吸う蚊と吸わない蚊に分けられるが、血を吸う蚊は産卵前のメスのみ
- 蚊が血を吸うのは産卵に必要なたんぱく質がとれるから
蚊は一度で約2㎎血を吸えたらそのまま産卵にうつります。
しかし、人間や動物に邪魔され満足に血を吸えない場合は、お腹いっぱいになるまで何度も血を吸いにきます。
元気に産卵するために蚊自身も命がけなことは分かりますが、それならせめてかゆみ成分は無しにしてほしいなあと個人的に思います^^;