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秋になると道端や公園で見かけるどんぐり。
帽子をかぶった姿はかわいく、また秋を象徴する植物であることから、特に小さな子どもは喜んで拾いますよね。
我が家の子どもも、小さいころはよくどんぐりを拾って家に持ち帰ってきていました。
そのころは分からなかったのですが、最近になって『どんぐりには虫がいる』という事実を知り、すごくびびってます^^;
あの頃、虫に遭遇しなかったのはラッキーだったのかもしれません。
今現在子どもがどんぐりを拾ってくる家庭の方が気になるのは、どんぐりの虫はいつ出てくる?ということですよね。
できることなら虫が出てくるまでに処分したいものですが、いつごろどんぐりから虫が出てくるのでしょうか?
そこで今回は、どんぐりの虫はいつ出てくるのか、またどんぐりから出てくる虫の種類についてまとめました。
どんぐりの虫はいつ出てくる?
どんぐりの虫はいつ出てくるのか、結論から申し上げますとはっきりとした日数を出すのは難しいです。
と言うのも、どんぐりから虫が出てくるタイミングはそれぞれ違うので、一丸に『〇日で出てくる』とは言い切れないんですね。
そもそも、なぜどんぐりから虫が出てくるのでしょうか。
私が子どものころ、学校で拾ってきたどんぐりを大量に家に置いていたら「どんぐりに虫が寄ってくるよ」なんて家族に言われたことがあります。
でも、どんぐりを置いていたら虫が発生するわけではありません。
どんぐりの中に虫が産卵し、卵からかえった幼虫がどんぐりの中から出てくるんです。
厳しい自然界の中で命をつないでいくのは大変なこと。
成虫も、「ここなら安全」とどんぐりの中に産卵するのでしょう。
その産卵のタイミングは虫によって違うわけで。
産卵のタイミング・どんぐりを拾ったタイミングによってどんぐりの虫がいつ出てくるかは変わります。
どんぐりを拾ったタイミングが卵が孵化する1日前なら、拾ってきた次の日には虫が出てくることに。
拾ったどんぐりがいつごろ産卵されたものなか分かればいいんですが、見分けることは難しいんですね。
ただ、虫はまだ大きく成長していない緑色のどんぐりに産卵するようです。
全てのものがそうとは言い切れませんが、成長した茶色いどんぐりには虫がいると思っていいでしょう。
どんぐりの中に虫は1匹だけ?
「どんぐりから虫が出てきたからもう安心!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
どんぐりの中にいる虫は1匹だけとは限らないんです。
虫が出てきたからといって安心はできず、もしかすると時間を置いてまた別の虫が出てくることも…!
どんぐりの中にいる虫は、どんぐりに産卵されたものがふ化し、幼虫になって出てきます。
1つのどんぐりに1つしか産卵されていないとは限らず、いくつも卵が産みつけられていればその分虫が出てくるんですね。
また、ふ化するスピードには個体差があるので、一度に何匹も虫が出てくることもあれば、時間差で出てくることもあります。
1匹出てきたからといって、決して安心はできないのがどんぐりの虫のやっかいなところですね><
どんぐりの中にいる虫の種類
どんぐりの中にいる虫から『どんぐり虫』と呼ばれている虫。
その数は数種類にも及ぶとされていますが、主な虫は以下の4つ。
- クヌギシギゾウムシ
- コナラシギゾウムシ
- ハイイロチョッキリ
- 蛾
クヌギシギゾウムシはクヌギの木になるどんぐりに、コナラシギゾウムシはコナラの木になるどんぐりによく産卵します。
体調は1㎝にも満たない小さな虫ですが、虫が苦手な人からするとそれでも遭遇はしたくないですよね^^;
ゾウムシの成虫は、どんぐりがまだ緑色の成熟していない時期に卵を産み付けます。
卵からふ化した幼虫はどんぐりの実をエサとして大きくなり、やがてどんぐりから出てきます。
やっかいなのは、どんぐりが緑色から茶色に成熟する間に、産卵の跡は塞がれて見えなくなってしまうということ。
茶色のどんぐりの状態では、『どれが産卵されたものか』見分けはつかないんですね。
事前に虫がいるかいないか確認できたら安心してどんぐりを拾えるのに><
『どんぐりに穴が開いていたら虫がいる証拠』なんてことも言われていますが、目で見て確認できるような大きさの穴が開いていたら、それはすでにどんぐりから幼虫が出て行った跡と思っていいでしょう。
どんぐりの中に虫は1匹だけとは限らないので、もう虫が出てこないとは言い切れませんが…。
穴が開いていないものよりは、虫に遭遇する可能性が少しだけ低いかなと思います。
どっちにしろ、どんぐりと虫は密接な関係で断ち切ることは難しそうですね^^;
関連記事:どんぐりに虫がいるか見分け方は?虫の処理方法について
まとめ:どんぐりが茶色になっていたらいつでも虫が出てくると思ったほうがいい
残念ながら、どんぐりの虫はいつ出てくるのか、はっきりとした日数は分かりません。
これは、虫がいつどんぐりに産卵したのか、判断することができないからです。
はっきり言えるのは、茶色くなったどんぐりからはいつでも虫が出てくる可能性があるということ。
自然のものなので仕方のないことではありますが、どんぐりを拾ってくるときはある程度覚悟しておくしかなさそうですね^^;