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神社やお寺に行ったとき自分の運勢を占うおみくじ。
おみくじはあくまでこの先の指針であってどんな結果が出ても参考にするべき、そう分かっていても悪い結果が出るとショックですよね。
いい結果が出るまでおみくじを引きたくなりますが、おみくじの引き直しは可能なのでしょうか？
結論から申し上げますと、おみくじを引き直して結果を上書きすることで自信が持てるのであれば引き直しは問題ありません。
大事なのはおみくじを引いたあとの気持ちなんです。
今回は、おみくじの引き直しで結果を上書きできるかどうか、おみくじは年に何回引いてもいいのかということについてまとめました。
おみくじの引き直しで結果を上書きできる？
おみくじの引き直しに関しては実は「これが絶対に正解」という答えはありません。
「1回しか引いてはいけない」「3回まで引き直しできる」といろいろな意見があるので迷ってしまいますよね。
おみくじは占いのひとつで、この先の人生の指針となるもの。
神様や仏様からのメッセージなので、基本的には最初に引いて出た結果が全てにはなります。
ただ、個人的にはおみくじの結果で気持ちが落ち込んでしまうくらいであれば、引き直して結果を上書きしてもいいと思います。
おみくじで大事なのは吉凶の良し悪しではない
そもそも、おみくじは大吉だから良い・凶だから悪いなんてことはないんですね。
『大吉は凶にかえる』ということわざがある通り、大吉が出たからと言って何もかもうまくいくわけではありません。
大吉が出ても凶が出ても、大事なことは書いてあるメッセージをよく読んで受け止めること。
凶が出たからと言って「もうだめだ」と落ち込む必要はなく、書いてあるメッセージに気を付けて過ごせばいいだけです。
基本的にはおみくじの結果が思ったものではなくても引き直しはせずに、書いてあるメッセージを受け止めるべきだと思います。
おみくじの結果で気持ちが落ち込むくらいなら引き直してもいい
ただ、勝負前に引くおみくじだったり何か大事な願いを込めて引いたおみくじの結果が悪いとどうしても落ち込んでしまいますよね。
「結果は凶でもこれから気を付けて頑張ろう」と思うべき、と分かっていても素直にメッセージを受け止められないときだってあります。
個人的には、おみくじの結果で「もうだめだ」と悲観的になるくらいなら引き直しもありだと思います。
話はさかのぼりますが、かの有名な戦国時代の武将である明智光秀は、織田信長を襲撃する直前にいい結果が出るまでおみくじを3回引き直したと言われています。
最初に引いたおみくじの結果を受け止めるべきというのを前提として、おみくじの結果が自信につながるのであれば引き直しにも意味があるのではないでしょうか？
おみくじで凶が出ることを『厄落としができた』と前向きに考える考え方があります。
ですので、おみくじを引き直す際は、一度参拝し『厄落としができたこと』の感謝を伝えるといいでしょう。
それから再びおみくじを引いてください。
ただ、神社やお寺によってはおみくじの引き直しを良しとしてない場合もあります。
『おひとり様1回限り』というような案内が出ているのであれば、その場で引き直すのはやめましょう。
おみくじは年に何回も引いて良いの？
おみくじは種類や目的が違えば、当日にだって引くことができます。
初詣や旅行先で神社やお寺をはしごすることだってあるでしょう。
ですので、結論から言えばおみくじは年に何回引いても構いません。
おみくじはこの先の指針を問うものなので、願いや目標によって書かれているメッセージの受け止め方も変わるのが理由です。
同じ種類や目的のおみくじを引くのは最低でも1ヶ月は期間を開けるようにしましょう。
1か月経てば状況が変わっていることもあります。
ただし、やみくもにおみくじを引くのではなく「この先どうしたらいいかヒントが欲しい」という風に明確な願いができたときだけ引くという風に、自分の中でルールを決めましょう。
そうでないと、せっかくの神様や仏様からのメッセージであるおみくじなのに、吉凶だけで良し悪しを判断してしまうようになるからです。
おみくじは大吉を出すことが目的ではないということを忘れないようにしたいですね。
おみくじの引き直しと回数まとめ
- おみくじの引き直しに関しては「1回しか引いてはいけない」「何回でも引いていい」という明確なルールはなく個人の考え方によって変わる
- おみくじは神様や仏様からのメッセージなので、基本的には引き直しせず書いてあるメッセージを受け止めるのが大事
- ただし、おみくじの結果で気分が落ち込んでしまうくらいなら引き直して自身に繋げてるのもいい
- おみくじは種類や目的が違うのであれば、1日に何回引いても大丈夫
おみくじの結果で絶望的になるくらいならおみくじを引き直して結果を上書きしてもいいと思います。
ただし、大吉が出ることだけを目的におみくじを引き続けるのはよくありません。
大事なのは吉凶の結果ではなく書いてあるメッセージをよく読んで受け止めること。
そのうえでおみくじを引き直すかどうか判断しましょう。
