蚊がいなくなる気温や活動は何月まで?何度で死ぬか調査

蚊は何月まで活動してる?

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どこからともなくやってきて血を吸う蚊。

それだけならまだしもかゆみを与えてくるので勘弁してほしいですよね…。

できることなら出会いたくない蚊ですが、気になるのは蚊は何月まで活動するのかということ。

というのも、昔は夏が終わったら蚊がいなくなったのに、最近は年々蚊に出会う期間が長くなっているような気がするから。

蚊は何月から何月まで活動するのでしょうか?


そこで今回は、蚊の活動は何月までなのか、蚊がいなくなる気温についてまとめました。

蚊の活動は何月まで?

蚊

蚊の活動は何月まで?と気になりますが、住んでいる地域によって変わります。

平均していうと蚊は4~11月頃まで活動しています。

蚊というと夏だけのイメージがあるかもしれませんが、実は春から秋にかけてずっと活動しているなんてちょっとびっくりですね!

確かに、私も10月の頭ころに蚊に刺されたことがあって「こんな時期にまだ蚊がいるのか」と思ったのを覚えています。


また、「4月の段階ですでに蚊にさされたか」というアンケートによると、沖縄では6割、九州や四国では2割の人が「すでに刺された」と答えています(参考:ウェザーニュース

地域によっては4月から蚊がいるということが分かりますね。

私も最速で5月には蚊を見かけたことがあります!(関西)

冬でも活動する蚊がいる

蚊の活動期間は4月~11月ですが、冬も気は抜けません。

蚊の種類によっては冬にも活動する蚊がいるんです。

それはアカイエカと呼ばれる蚊で、数多くいる蚊の中でも人を刺す種類の蚊。

床下や物置など人の家に住みつき成虫の姿のまま休眠して越冬します。

クローゼットや下駄箱にいる場合も。

ただ、中には温かい部屋だから休眠の必要がなくなり、そのまま活動するものもいるんです。

「プーン」といった耳につく独特の音はアカイエカによるもの。

近づいてきた音で気づきやすいですが、年のため冬も虫除け対策グッズは用意しておくといいでしょう。

10月過ぎても蚊が生きてるなんてびっくりですよね

蚊が増えないように水たまりを作らないことが大事!

蚊の幼虫であるボウフラは水のある場所を好みます。

とはいえ、水だとどこでもいいわけではなくて、水の流れのない水たまりがボウフラのたまり場。

野外だと池や側溝などに多く生息しているのですが、自宅近くで言えば植木鉢やバケツ、ちょっとした空き缶などは注意が必要です。

ほんの少しの水たまりにも生息するので、水がたまらないようにしましょう。

私は昔、外で金魚やメダカを飼育して、ボウフラを食べてもらおう作戦を試したことがあります。

効果は多少あったように思いますよ!

蚊がいなくなる気温は?気温何度で死ぬ?

蚊は何度で死ぬ?

蚊がいなくなる気温は35℃以上と15℃以下です。

正確には完全にいなくなるわけではないのですが、蚊は暑さと寒さに弱い生き物なので35℃以上と15℃以下になると活動が鈍くなるんです。


蚊が活発に活動しだすのは25~30℃。

夏が一番蚊に刺されやすいのはもちろんなのですが、15℃以上の気温があれば蚊は活動できるので早ければ4月に蚊に刺されたなんてことも珍しくはないんです。


15℃以上なんて1年の季節のほとんどを占めますから、蚊は夏だけでなくほぼ1年を通して出会うのも当たり前といえば当たり前なんですね。

蚊にとって日本は活動しやすいいい場所だったのですが、そんな環境にも変化が訪れます。

それが昨今の日本の猛暑。

30℃越えは当たり前、35℃以上になることも珍しくない猛暑は人間だけでなく蚊にとっても過酷な環境なんです。

猛暑日は蚊も日陰で身を潜めているんだとか。

そして涼しくなってくる夕方から活動を始めるそう。

こうやってみると蚊と人間の行動パターンって結構似てますよね…!

「今日は35℃近いから蚊はいないだろう」と思って油断していると、涼しくなってきたころに刺されてしまうことも。

外出の際は虫除けスプレーを忘れないようにしましょう。



なかなかしぶとい蚊ですが、35℃以上の猛暑日が続くと死亡率が上昇し、個体数が減少すこともあるそうで

これは暑さに蚊がやられてしまうだけでなく、

暑くて活動できない

人間の血を吸えない

産卵に必要なたんぱく質を摂取できない

産卵できないので数も増えない

ということが関係しているのかなと個人的に思います。

蚊が血を吸うのは産卵のために必要なたんぱく質を摂取するため。

血を吸えないと蚊は産卵することができないんですね。

結果的に新しい命が生まれないということで言うと、『蚊は35℃以上で死ぬ』というのも間違いではないかもしれません。

まとめ:蚊が活動するのは4月~11月頃で35℃で個体数が減る

  • 蚊が活動するのは4月~11月
  • 蚊が一番活発に活動をする気温は25~30℃
  • 蚊は35℃以上と15℃以下になると活動が鈍くなる

蚊は15℃以上あれば活動を始めるので日本では冬をのぞく4月~11月ごろによく見かけます。

蚊といえば夏のイメージだったんですが、そういえば秋になっても蚊に刺されることがあったなあと実感しています。

猛暑日が続くと蚊も活動が鈍くなりますが、いなくなったわけではありません。

夕方になって涼しくなると活動を再開するので、外出の際は虫除けスプレーなどの蚊対策グッズを持ち歩くのを忘れずに!

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