お香は締め切った部屋で使える?窓を開ける理由と安全に使うポイント

お香は締め切った部屋で使える?安全に使うポイント

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火を付けるだけでふんわりと部屋を良いかおりで包んでくれるお香。

ゆらゆらと煙が上がっているのを見ているだけで癒やされますね。

実際お香によってリラックスして集中力が上がるなどの効果が期待できるそうです!

そんなお香ですが、締め切った部屋で使ってもいいのでしょうか?


実は、お香は締め切った部屋で使うのはNG。

今回は、お香を正しく安全に使うために

  • お香を締め切った部屋で使うとどうなる?
  • お香を使うときに窓を開ける理由

上記についてまとめています。

お香は締め切った部屋で使える?

お香

良いかおりをふんだんに嗅ぎたいからといって、締め切った部屋で使っていると息苦しくなってしまいます。

いくら良いかおりでも火を扱う物なので、お香を締め切った部屋で使うと二酸化炭素が部屋中に充満。

お香を焚いたのはいいけれど、煙たくなっていてはストレスになってしまいますね。

そうならないためにもお香を焚く時は必ず窓を開けるようにして換気をしましょう。

お香を焚く時は窓を開ける理由

お香には【化学物質で合成されたもの】と【天然素材のもの】があります。

化学物質で作られたお香に火をつけると、少量ではありますが合成物質が煙とともに部屋を満たします。

特に市販で売られている安いお香であれば

  • 防腐剤
  • 防カビ剤
  • 木クズ
  • 着色料
  • 化学香料
  • 着火剤

など、の成分が入っていることがあり、これらが空気中を舞います。

もしお香を締め切った部屋で使っていると、合成物質を鼻や喉から直接吸い込んでしまい人体に悪影響を及ぼす可能性があります。

なので、必ずお香を使う時には窓を開けるようにしましょう。

また、使用するときは、なるべく天然素材で作られているものを使った方がより安心して使えますね。

天然素材のお香は、通信販売や専門店で販売されています。

また天然素材でできているお香であっても、締め切った部屋で使っているとやはり煙たくなってしまうため、換気はしたほうが良いです。

【お香を安全に使うためのポイント8つ】

お香

お香を安全に使うためのポイントを8つ紹介します。

どれも大切なポイントなので、お香を使う前にしっかりチェックしておきましょう。

1:換気を行う

先程説明した通りお香を焚くときは、部屋で行わずに換気をして空気を入れ替えましょう。

また窓を開けて空気の循環を行き渡るようにしたほうが、よりいっそうお香に使われている植物の香りが際立ちます。

2:目の届く場所に置く

物が多い部屋に置き、お香を置く場所があまりに離れすぎていると火をつけたこと自体を忘れてしまうことがあるかもしれません。

お香を焚いているときは本を読んでリラックスし、仕事をしながら匂いを楽しむ人も多いと思います。

目の前のことに集中しすぎて火がついていることを忘れないようにしましょう。

3:焚く場所を安定させる

不安定な場所に置くと、お香が倒れて灰が散らばる可能性があります。

マンションなどの借りた部屋なら一層のこと、汚れが染み付いたりすると大変なので安定した場所に置きましょう。

4:近くに燃える物を置かない

仕事中の気分転換にお香を焚く人が居るかもしれませんが、近くに資料などを置くと火災の原因になります。

お香のような小さな火種は微小火源と言われ、十分火事の原因になります。

5:長時間焚き続けない

同じにおいを嗅ぎ続けると鼻が鈍ってしまいます。

お香を使っている人が平気でも、近所に住んでいる人にまで匂いが飛びトラブルを招きかねません。

また長時間濃いにおいを嗅ぎ続けていると、頭痛の原因になります。ある程度リラックス出来たらほどほどのところでやめておくのがいいでしょう。

6:小さな子供が近くに居る場合は気をつける

興味本位で触ってしまい、火傷してしまうかもしれません。

小さな子供が近くに居る場合は使用を控えるか手の届かない所に置きましょう。

7:風が強い場所には置かない

天候によって風が強いときはお香に直接当たらない場所に置きましょう。

匂いが薄れるし倒れてしまうかもしれません。台風などの悪天候などもってのほかです。

8:火の始末をしっかり行う

当たり前ですが火の後始末はきちんとしましょう。

長く楽しむ為にも、お香を使い終わったら灰を捨てて用器を手入れします。

お香にも様々なタイプがありますが、ポピュラーな物がスティックタイプとコーンタイプです。

それぞれ気をつける点は

スティックタイプ細長く倒れやすいのでしっかりと根本の部分を固定する
コーンタイプ燃える面積が広く時間が経つほどに香りが強くなる
狭い部屋で使うときは、より換気をしたほうがよい

まとめ:お香は締め切った部屋では使わない

  • お香は締め切った部屋では使わずに窓を開けて換気をする。
  • どんなに小さな火種でも火事の原因になりえる。
  • 種類によって気を付けるポイントがある。

私も三重まで旅行に行った時のお土産に、お香を買ったことがあります。

スティックタイプのキンモクセイの香りのお香で、火をつけると甘いかおりがふんわりと部屋を包んでとてもリラックスできました。

お香は火を扱うものですので、どうしても火災の心配があります。

安全に使用して良い香りを楽しみたいものですね!