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秋になり公園を散歩していると、そこかしこ道端に落ちているどんぐり。
子供と一緒に拾うのも楽しいですよね!
でも、意気揚々と持ち帰って数日後、実の中から白くてきもちがわるい幼虫が!……なんてことになったのは私だけでは無いはず><
そんなことにならないように、今回は
- どんぐり虫が中にいないか
- どんぐりの虫を水につけて確認する方法
- どんぐりの虫の処理方法
3つのことについて紹介します。
どんぐりに虫がいるかの見分け方:拾うとき
落ちているどんぐりを持ち帰る前に、帽子の部分を良く観察してみてください。
どんぐりに虫が居るときの見分け方は
- どんぐりの帽子の部分に直径1ミリ程の黒い跡がついているかいないか
を、確認してみてください。
黒い跡があった場合は、どんぐりの中に虫が入って、卵を産んだ可能性が高いです。
落ちているどんぐりの中で「幼虫が出てくるどんぐり」は、100個のうちの20個ぐらいとのこと。
卵を産み付けられているどんぐりは、なんと100個のうちの50個ぐらいです!
拾ったどんぐりが、半分の確率で虫に卵を産み付けられているなんて…。
虫嫌いの方ならば、考えただけでもゾッとしてしまいますよね。
どんぐり虫の正体
どんぐりの虫の正体は、ゾウムシやハイイロチョッキリなどの昆虫で成虫です。
ハイイロチョッキリのメスは卵を産む時期になると、細いチューブのような口からどんぐりの帽子に穴をあけます。
卵が産み終わったら木のくずでフタをすることで産卵が完了。
だからハイイロチョッキリに卵を産み付けられたばかりのどんぐりは、卵を産んだあとがあるんですね。
帽子の部分に直径1ミリ程の卵を産んだあとがあれば虫が入っている可能性が大きいということです。
虫眼鏡などを使えば良く見つけられるかもしれません。
しかしながらそんな小さな穴は見つけづらいし、子供がたくさん拾ってくるといちいち小さな卵を産んだあと確認するのは面倒くさい…。
そんな場合に、もっと手軽に虫食いどんぐりの虫を見分ける方法があります。
どんぐりに虫が居るかの見分け方:拾った後の処理
どんぐりの虫の見分け方…それはどんぐりを水に入れておくことです。
2日ぐらいどんぐりを水に入れたままにしておくと、沈むものと浮かぶものがあります。
- 実が詰まったどんぐり⇒重くて水に沈む
- 卵を産み付けられている可能性があるどんぐり⇒空洞ができてて軽いために水に浮かぶ
通常実が詰まったドングリは重くて水面下に沈みます。
水に入れてからぷかぷかと浮かんできた方は「卵が産み付けている」か「虫に中身を食べられた」空洞があって軽いので、虫食いどんぐりの可能性が高いです。
どんぐりに虫がいると水につけると浮かぶ…となると逆に水の下のほうに沈んだどんぐりは、虫に食べられていない新鮮な若いどんぐりということになるでしょう。
どんぐり虫の幼虫は卵から生まれるとどんぐりの実の部分を食べながら大きくなっていき、どんぐりのカラを顎で穴を開けて出てきます。
落ちているどんぐりの腹に穴が開いていたら、どんぐり虫が突き破った跡の可能性が高いです。
どんぐりにいる虫の見分け方で「水につける方法」は一番かんたんです。
ぜひ試してみてください。
次はどんぐりの虫の処理方法を紹介します。
どんぐりの虫の処理方法
どんぐりの中の虫の見分け方を紹介しましたが、中が見えないので「本当は中に虫が入っているかもしれない…」「絶対虫には会いたくない…」と、不安な気持ちは消えないですよね。
私もそう思います!
この項目ではどんぐりの中に居る虫が出てこない確実な方法をご紹介します。
冷凍する方法
まずは拾ったどんぐりを容器に移し替えてから冷凍庫に入れます。
そのまま2〜3日冷やしておきます。
そうして取り出したどんぐりを風通しの良い場所で乾かしたら中に居る虫は出てこなくなります。
茹でる方法
水の張った鍋で拾ったどんぐりをいれ、温度を上げて10分くらいしっかりと茹でます。
茹でたあとはしばらく冷ましてから、水分や汚れを拭いて同じように風通しのいい場所で乾かします。
茹ですぎると表面がひびわれてしまうかもしれないので注意が必要です。
どんぐりに虫がいるかの見分け方まとめ
どんぐりの虫を見分ける方法
- どんぐりの帽子の部分をよく観察
- 卵を産んだあとのあるどんぐりは持ち帰らない
どんぐりの虫を確認するために水につける方法
- 水に入れてみて水面に浮かんだどんぐりは虫が入っている
- 水に沈んだどんぐりは虫が入ってはいない
- 熱湯を張った鍋で茹でる
冷凍庫で冷やしたあと、日干しすることでも中の虫は出て来なくなるとのことです。
私も小さいころにどんぐりをいっぱい拾って、ビニール袋に持ち帰って放置。
あとから拾ったどんぐりを見てみると、虫がうじゃうじゃ湧いていた経験があります^^;
せっかくお子さんと拾ったどんぐり。
中に入っている昆虫には悪いですが、中から虫が食い破って出てくるのはやっぱり嫌ですよね!
長くきれいなままで工作や思い出の品にして置くためにも、穴を開けられないように中のどんぐり虫はきちんと処理しておきたいですね。