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冬は乾燥する季節。
晴れていれば洗濯物もパリッと乾きそうな気がしますよね。
でも、思ったより乾かない洗濯物にショックを受けることも…。
冬の洗濯物は、干し始めや取り込むタイミングも悩みます。
調べて見たところ、冬に洗濯物を外に干しても乾かないのは、温度や干す時間に関係があることが分かりました。
そこで今回は
- 冬に外に干した洗濯物が乾かないのはなぜ?
- 冬の洗濯物を外に干したらいつ取り込む?
- 冬に外に干した洗濯物が乾かない時の対処法
の3つについてまとめました。
冬の洗濯物が乾かない原因
乾燥した冬でも外に干した洗濯物が乾かないのは、
- 空気中の水分の上限が低くなる
- 湿度が低くても水分が蒸発しにくい
の2つが原因です。
それでは、詳しくみていきましょう。
空気中の水分の上限が低くなる
空気には、温度によって持つことができる水分の量に上限があります。
この上限のことを飽和水蒸気量と言います。
空気は温度が高いと水分をたくさん持てますが、温度が低くなると持てる水分は少なくなってしまいます。
空気が持てる水分量の上限は、風が吹いていても変わりません。
冬に洗濯物が乾かないのは、外の温度が低いために空気の水分に余裕がなくなってしまうからなんですね。
湿度が低くても水分が蒸発しにくい
湿度とは、空気中の水分が飽和水蒸気量の何%になっているかを表す数字です。
冬は夏と比べると湿度が低いので、洗濯物も乾きそうですよね。
ところが、同じ湿度でも冬と夏では空気が持てる水分の上限が違ってきます。
冬の空気を小さい箱、夏の空気を大きい箱と想像してみましょう。
箱の中に50%物が入っている状態、それが湿度50%です。
同じ50%でも、本当に入っている物の量や空きスペースは小さい冬の箱の方が少ないですよね。
ですので、温度が低い冬は外干しの洗濯物が乾かないのです。
冬の洗濯物を外に干す時間と取り込む時間の目安
冬の洗濯物は、とにかく暖かい時間に干すように心がけるのがポイントです。
干し始める時間は午前10時頃
冬は、日が高くなる午前10時頃から洗濯物を干し始めましょう。
特に、晴れた冬の朝は気温が低くなります。
一日の最低気温が出るのは朝5時前後であることが多いです。
ですから、朝の7時頃はまだまだ空気が冷えている時間ですよね。
そんな早朝に洗濯物を干してしまうと、露がついてしまいかえって濡れてしまいます。
冬は、洗濯物を干し始める時間にも気をつけてくださいね。
取り込む時間は午後3時頃まで
冬は、洗濯物を取り込む時間は午後の3時くらいまでが最適です。
日が差している時間は外に出しておきたいと思われるでしょう。
でも、午後4時頃になると気温が下がってきてしまい、洗濯物が空気の水分を吸ってしまいます。
せっかく乾いた洗濯物が再び濡れてしまうのは残念ですよね。
冬の洗濯物は、取り込む時間も注意が必要です。
冬の洗濯物を外に干しても乾かなかったら?
冬に洗濯物を干す時間を長くしても乾かないときは、部屋に干すのがおすすめです。
部屋干しにする目安
お家にいる場合は、お昼ごろに洗濯物をチェックしてみてください。
乾き具合がイマイチ…という場合は、外に干すのを諦めて部屋で乾かすのがおすすめです。
それに、曇っている冬は洗濯物を干す時間をいくら長くしても乾きませんよね。
外出していて夕方まで洗濯物が取り込めない日や曇の日は、外干しをせずに最初からお部屋に干してしまいましょう。
私は折りたたみ式の家用物干しを買い、小さなサーキュレーターを洗濯物の真下からあてています。
どちらも3000円くらいで買いましたが、一年中大活躍しています。
もし除湿機をお持ちであれば、サーキュレーターにプラスして両方使うのがおすすめ。
お部屋の中が暖かければ、外干しよりもよく乾きますよ。
冬に洗濯物を外に干す前のコツ
冬の洗濯物は乾かないのが普通と考えて準備をします。
- 洗濯をするときに脱水を5分前後長くする
- 洗濯乾燥機がお家にある場合は、外に干す前に5分~10分乾燥機にあてる
- バスタオルを外に干すときは、竿を2本使って風を通す
- ズボンは裏に返し、小物干しを使って立体的に干す
など、干す前の準備や干し方を工夫するのもおすすめです。
冬の洗濯物が外に干しても乾かない原因まとめ
今回は、冬の洗濯物が外に干しても乾かない原因について見ていきました。
- 冬は湿度が低くても空気中に含むことができる水分の上限が低くなるため、洗濯物が乾かないことが多い
- 冬の洗濯物を外に干すベストの時間は10時~15時頃
- 冬に洗濯物が乾かない時は、部屋に干しサーキュレーターや除湿機を使う
冬の洗濯物が外に干しても乾かない場合も、ちょっと工夫をするだけで乾かすことができます。
洗濯物を干す時間帯に気をつけたり、便利なアイテムを使って、冬の洗濯も快適にしたいですね!