この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
クレヨンより手が汚れず重ねることで色を作れる色鉛筆は、お絵描きには欠かせないアイテム。
我が家の子どももよく家で色鉛筆で塗り絵やお絵描きを楽しんでいます^^
そんな色鉛筆、ひとつ難点を挙げるとすると消しゴムで消えないということ。
鉛筆なら間違えたら消しゴムで消えるのに、色鉛筆は消せないんですよね。
一度描いたら消すものではないかもしれませんが、そうなると色鉛筆を消す方法が気になります…！
そこで今回は、色鉛筆を消す方法を調査しました。
なぜ消しゴムで消えないかの理由についてもまとめたので、ぜひチェックしてください。
色鉛筆が消しゴムで消えない理由
見た目は鉛筆とほぼ同じなのに、なぜ色鉛筆は消しゴムで消えないのでしょうか？
その理由は、色鉛筆の原料にありました。
まずは普通の鉛筆と色鉛筆の原料を比べてみましょう。
| 鉛筆 | 黒鉛＋粘土 |
| 色鉛筆 | 顔料や染料＋蝋＋糊＋タルク |
私たちの身近にある鉛筆は黒鉛に粘土を足して混ぜたものでできています。
鉛筆で字を書いたときというのは、この黒煙が小さな粒となり紙の表面にのっかっている状態。
だから、消しゴムをかけると黒鉛の粒が消しゴムにひっつくため、紙の上から字が消えるんですね。
一方、色鉛筆の原料は顔料や染料といった色の素に、蝋や糊、天然の鉱石を粉末にしたタルクを混ぜて作られています。
色鉛筆で描いたとき、顔料や染料といったインクが紙の繊維に染み込むのが鉛筆との違い。
ただ黒鉛の粒がのっかっているだけの鉛筆とは違い、インクが紙の奥まで染み込んでいるため、消しゴムで表面をこすっただけではインクを取り除けないんです。
色鉛筆で描いたものに消しゴムをかけたとき、うっすらと薄くなるのは紙表面にあるインクが削れたから。
しかし、奥底まで消しゴムは届ていないためにしっかりと消すことはできないというわけです。
色鉛筆を消す方法
そんな消しにくい色鉛筆ですが、最近では「色鉛筆専用の消しゴム」を使うことで色鉛筆を消すことができるようになりました。
【２個セット】サクラクレパス クーピー消しゴム FYイレーザー
こちらはクーピー用の消しゴムではありますが、色鉛筆も消せるとのこと。
消しゴム自体の粘着性を高めることで色鉛筆が消えるということらしいのですが、我が家にも合ったので実際に試してみました！
クーピー用消しゴムで消していきます…
これ以上消しゴムをかけても白い消しカスしか出てこなくなったので、ここでやめました。
完全には消えませんでしたが、だいぶ薄くはなったと思います！
強く描いたり濃い色で描いたものはどうしても跡が残るようなので、完全に消したい！という人は「砂消しゴム」を使ってみてください。
トンボ(Tombow) モノ砂ラバー消しゴム ES-510A
砂消しゴムとは、研磨剤として砂が混ざっている消しゴム。
色鉛筆のインクごと紙を削っていくことで色鉛筆を消すことができます。
紙自体を削るので薄い紙だとペラペラになってしまうのが難点ですが、画用紙等厚紙であれば問題ありません。
少し値段は張りますが、普段から色鉛筆を活用している人は持っておいてもいいかも！
上手に消すコツは、くるくると軽いタッチで消しゴムを動かすことです◎
色鉛筆を家にあるもので消す方法
「砂消しゴムがない」なんて人のために、ここからは色鉛筆を家にあるもので消す方法を2つ紹介します。
- 修正テープや修正液で消す
- 上から白い紙を貼る
修正テープや修正液で消す
色鉛筆をしっかり消したいのであれば、修正テープや修正液を使いましょう。
修正液は乾くまで時間がかかるのと、液ムラによって紙に厚みが出てしまうので修正テープのほうがおすすめです。
ただし、修正テープや修正液を使用したところは色鉛筆が描けなくなるので注意してくださいね。
上から白い紙を貼る
消したところにまた絵を描きたいのであれば、上から白い紙を貼って消しましょう。
家にある余った紙を用意するだけでいいので手軽ですが、それすらも面倒というときは白いマスキングテープを使う手があります。
こちらのマスキングテープは和紙でできており、上から絵や字を描くのも簡単。
下地が透けにくいので、上から貼ったときに影響なく絵を描き直せます。
さまざまな幅があるので、細いものを用意しておくと細かい箇所の修正ができておすすめです^^
まとめ：色鉛筆は専用消しゴムで消せる
色鉛筆を消す方法をまとめました。
色鉛筆は普通の鉛筆と違い、顔料や染料といったインクが入っています。
紙に書いたときインクが繊維まで染み込むので、ただ消しゴムをかけただけでは繊維まで届かずきれいに消すことはできません。
色鉛筆をきれいに消したいのであれば、砂消しゴムが最適。
紙を削ることで描いた後をきれいに消すことができますよ。
白いマスキングテープも細かい修正をするのに便利なので、合わせて持っておいてもいいですね◎
