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大人になると鉛筆を使う機会はどんどん減って、代わりに出番が増えてくるのがシャーペン。
シャーペンには消しゴム付きのものもあって、筆箱を持ち歩かないときはこの消しゴム付きのシャーペンが便利なんですよね。
ただ、どうもこのシャーペンの消しゴムが消えにくい…。
「あるだけありがたいと思って」と言われたらそうなんですが、もうちょっと消えやすい消しゴムにできる気がするんですよね^^;
なぜシャーペンの消しゴムはこんなにも消えにくいものばかりなのでしょうか?
そこで今回は、シャーペンの消しゴムについて調査!
消しにくい理由や普通の消しゴムとの違いもまとめたので、ぜひチェックしてくださいね。
シャーペンの消しゴムが消えにくい理由
シャーペンの消しゴムが消えにくい理由は、消しゴムが固いゴムでできているため。
直接触ってみると分かりますが、シャーペンの消しゴムって他の消しゴムに比べて結構固いんですよね。
消しゴムで書いた文字を消せるのは、紙の繊維に入り込んだ芯の粒子を消しゴムがくっつけるから。
しかし、シャーペンの消しゴムは固いため、紙の繊維に入り込むことができません。
結果、紙の繊維に芯が残ってしまうため、きれいに消すことができないんです。
シャーペンの消しゴムが消えにくいのは、消しゴムが固く繊維の奥まで入り込むことができないから。
「じゃあもっとやわらかいゴムにしたらいいのに」と思いますが、それもできません。
なぜなら、シャーペンは大部分がプラスチック製だから。
次の項目でも詳しく解説しますが、やわらかい消しゴムには「可塑剤(かそざい)」といった柔軟材が入っています。
しかし、可塑剤には長時間触れることでプラスチックを溶かすといった難点があるんですね。
シャーペンに可塑剤の入ったやわらかい消しゴムをつけてしまうと、少しずつですがシャーペン本体を溶かしていってしまうことも…。
なので、プラスチックで作られているシャーペンはどうしても可塑剤の入っていない固い消しゴムじゃないといけないんです。
消しゴムの消しやすさを優先するか、シャーペン本体の無事を優先するか。
天秤にかけたとき、「まあまあ消せてシャーペン本体に不具合も起きない」今の消えにくい消しゴムが選ばれたというわけです。
今の技術なら可塑剤が入ってなくてももう少し消える消しゴムもできそうですが…技術の進化に期待しましょう!
シャーペンの消しゴムと普通の消しゴムの違い
シャーペンの消しゴムは本体が溶けないように固いゴム製で作られています。
一方、普通の消しゴムはやわらかいプラスチック製の消しゴム。
シャーペンの消しゴムと普通の消しゴムは、そもそもの素材が違うんです。
普通のプラスチック製の消しゴムがよく消えるのは可塑剤という柔軟材が入っているから。
消しゴム自体に弾力があるので、紙の繊維の奥まで消しゴムが届き、芯をくっつけて取ることができます。
普通の消しゴムって、ケースなしで使うとふにゃふにゃするくらいやわらかいですもんね。
「使いにくいな~」と感じていたそのやわらかさが、きれいに文字を消す秘密だったというわけです。
ちなみに、消しゴムのケースは消しゴムから他のプラスチック製品を守る役目も!
我が家の子どもはなぜかすぐに消しゴムのケース外すんですが、ケースなしの消しゴムはいつも筆箱の中でプラスチック製の定規にくっついています。
可塑剤はプラスチック製品を溶かす難点があるので、やわらかい消しゴムはケースに入れた状態で使うのをおすすめします!
シャーペンの消しゴムはどこに売ってる
なかなか消しにくいシャーペンの消しゴムでも、意外と使う出番はあるもの。
そんなシャーペンの消しゴムは、文房具屋・本屋・ネット通販で買うことができます!
ただ、シャーペンによって消しゴムの適応サイズは細かく分かれるので、きちんとサイズを確認することが大事。
普通の消しゴムなら多少思ってたサイズと違っても使うことはできますが、シャーペンの消しゴムは小さすぎてそのまま使うのはしんどいですよね^^;
意外に売られてないのが100円ショップ。
サイズの種類が多いため、「これさえ売っておけばだいたいみんな使える」ということがないのが理由かなと思います。
どれが売れ筋のサイズが判断しにくく、100円ショップに卸すメーカーも作りにくいのかもしれません。
確実に手に入れたいときは大きな文房具屋かネット通販を探してみてくださいね。
まとめ:シャーペンの消しゴムは固いゴム製だから消えにくい
シャーペンの消しゴムが消えにくい理由をまとめました。
シャーペンの消しゴムは普通の消しゴムと違って固いゴムで作られています。
紙の繊維の奥まで入り込めないためきれいに字を消すことができません。
シャーペンのプラスチック部分を守るために仕方のないことですが、このシャーペンの消しゴムがもう少し進化したら嬉しいですね。