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毎日使っているとだんだん気になってくる水垢。
きれいにしようとクエン酸で掃除したものの、余計にひどくなったなんてことは実はよくある失敗です。
「水垢＝クエン酸じゃないの？」と思っている人からすれば、水垢がクエン酸でひどくなったのはなぜか気になりますよね。
そこで今回は、水垢の掃除方法を調査！
水垢がクエン酸でひどくなったのはなぜか、原因と対処法をまとめました。
水垢がクエン酸でひどくなったのはなぜ
水垢がクエン酸でひどくなったのはなぜか、考えられる原因は2つあります。
- 油汚れや皮脂汚れが多くたまっていたから
- クエン酸をスプレーして長時間置いたから
油汚れや皮脂汚れが多くたまっていたから
水垢がクエン酸でひどくなったのは、掃除する箇所に油汚れや皮脂汚れが多くたまっていたことが原因です。
水垢がひどい場所というと、常日頃よく使用するキッチンのシンクやお風呂場ですよね。
シンクには油汚れや食器洗剤の残りが、お風呂場には石鹸カスや皮脂汚れが多くたまります。
油汚れや皮脂汚れといった酸性の汚れとクエン酸が反応し、よりひどくなってしまうんです。
クエン酸が得意とするのはアルカリ性の汚れ。
キッチンのシンクやお風呂場でアルカリ性の汚れとなるのは水垢なので、水垢だけに狙いを定めればクエン酸できれいになるはずなんですね。
クエン酸で水垢がひどくなったのは、水垢以外の汚れがそこに合ったことが原因です。
クエン酸をスプレーして長時間置いたから
クエン酸をスプレーして長時間置いていたのも、水垢がひどくなった原因です。
浸けおきなんて掃除方法があるくらいだから、どんな洗剤も塗布して長時間置いたら効きそうな気がしますが、クエン酸に限ってはNG。
キッチンのシンクやお風呂場のステンレス素材とクエン酸が反応し、酸やけを起こしてしまうんですね。
酸やけを起こしたステンレスは、黒く変色してしまいます。
水垢がクエン酸でひどくなった時の対処法
きれいにしたくてクエン酸を使ったのに余計ひどくなってしまうとショックですよね。
でも大丈夫！
水垢がクエン酸でひどくなった時は重曹を使って汚れを落とし、再度クエン酸で掃除をすればきれいになります。
①水垢がひどくなった場所に重曹スプレーをふきかける
②スポンジでこすり洗いする
③流水で洗い流したあと、一度水分をしっかり拭き取る
④クエン酸をふきかけてこすり洗いする
キッチンのシンクでもお風呂場でも使える洗剤として重曹を例に出しましたが、例えばお風呂場であれば「バスマジックリン」のようなお風呂場専用の洗剤で構いません。
油汚れや皮脂汚れを先に落としておくことで、クエン酸と反応するのを防ぎます。
ポイントは、油汚れや皮脂汚れを落としたあとに一度しっかりと水分を拭き取っておくこと。
こうすることでクエン酸が水垢ときちんと反応し、水垢を落とす働きが強くなりますよ！
酸やけしてしまったステンレスは黒く変色した部分を削ることで、ステンレスを元に戻すことができます。
クレンザー等で自分でこする方法もありますが、ステンレスによってはさらに傷をつけてしまう原因にも。
酸やけがひどい場合はプロの掃除屋に頼むのをおすすめします！
水垢の正しい掃除方法
クエン酸は適切に使えばきちんと水垢を落とすことができます。
水垢の正しい掃除方法を覚えておき、次回掃除するときに役立ててくださいね。
①お風呂場ならお風呂用の洗剤、キッチンならキッチン用の洗剤を汚れがひどい部分に塗布する
②やわらかいスポンジやハケなどで汚れをこする
③一度洗い流し、水気を拭き取る
④クエン酸を塗布し、やわらかいスポンジやハケでこする
⑤洗い流す
ここでも大事なのは、最初に油汚れや皮脂汚れを落としておくこと。
お風呂場で皮脂汚れがそこまでひどくないときはお風呂場用の洗剤で十分ですが、もし油汚れやがひどいときは「キッチンマジックリン」といった油汚れ用の洗剤を使ってもOKです。
直接汚れがひどい部分に塗布してもいいですが、小さめのボウルに何度かシュッシュッとして泡を作り、泡をのばすようにハケで塗布しても◎
特に細かい部分は直接スプレーしただけでは洗剤がいきわたらないので、ハケを使って泡をつけていくのはおすすめです。
水垢がつきやすいステンレスは傷がつきやすいので、目の粗いスポンジでこするのはNG。
やわらかいスポンジやハケでやさしくこすり洗いしていきましょう。
水垢がクエン酸でひどくなった理由まとめ
水垢がクエン酸でひどくなった理由をまとめました。
水垢だけであればクエン酸で落とすことができますが、盲点なのは水垢ができる箇所は油汚れや皮脂汚れもつきやすいということ。
水垢以外の汚れがあるとクエン酸を使うことで余計に汚れがひどくなってしまいます。
見た目では分からなくても意外に汚れがついているので、まずはクエン酸以外の洗剤で油汚れや皮脂汚れを落とすことを徹底してくださいね。
