バスボールは体に悪い?成分や入るときに意識すること

バスボールは身体に悪い?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

お風呂嫌いの子どもをお風呂に入れさせるために何度お世話になったか分からないもの、それがバスボールです。

お湯に入れるとシュワシュワと溶けていく様子や、中からおもちゃが出てくるのなんて子どもにとってはたまらないですもんね。

ある程度子どもが大きくなった今でも、好きなキャラクターのバスボールがあればつい買ってしまいます^^

しかし、一部では「バスボールは体に悪い」なんて声もあります。

バスボールは直接皮膚に触れるものだから体に悪いなんて言われると気になりますよね。


そこで今回は、バスボールが体に悪いというのは本当か、成分を調査しました

バスボールを使ってお風呂に入るときの注意点もまとめているので、ぜひチェックしてください。

バスボールは体に悪い?成分を調査

バスボール

結論から言うと、バスボールは体に悪いなんてことはありません。

一時100円ショップで販売されていたバスボールがが「成分表示誤表記」を理由に自主回収されたことがありました。

このことから、「バスボール特に100円ショップのものは体に悪い」なんてイメージがついたのではないかと思います。


ここでいったんバスボールの成分を見てみましょう。

以下は「温泡 Kids わくわくバスボールふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の成分です(参考:Amazon)。

硫酸Na・炭酸水素Na・クエン酸・セルロースガム・PEG-8・三リン酸5Na・シア脂・ホホバ種子油・香料・黄4・赤202(1)

入浴剤の中でも「炭酸ガス系入浴剤」に分類されるバスボール。

炭酸水素Naとクエン酸が入ることによって、お湯に入れたときにシュワシュワと発砲するようになっています。

硫酸Naも入浴剤では必須の成分であり体を温める効果が期待できるんですね。


基本的には、100円ショップのバスボールもドラッグストアで売ってる500円くらいするバスボールも、成分にそこまで大きな差はありません。

ただ、100円ショップのバスボールは安いだけあって、プラスアルファの効果が期待できないことが多いんです。

例えば、上記の銭天堂のバスボールには【シア脂・ホホバ種子油】が入っていますが、これらは保湿成分。

保湿成分が入ることで肌の乾燥を防ぐ効果が期待できるのですが、100円ショップのバスボールには入っていることは少ないです。

コストパフォーマンスを考えたら仕方ないのですが、肌が乾燥しやすい人は保湿成分の入ったバスボールを選ぶのがおすすめです。

もう少し値段が上がると、さらに保湿効果が高かったり香りが長続きするなど、プラスアルファの効果が期待できるように。

中のおもちゃが欲しいだけなら100円ショップのバスボールでも十分ですね。

成分に関しても、現在日本で販売されているものに関しては品質上の問題はありません。

バスボールにはどんな効果がある?

バスボール

バスボールは主に【炭酸水素Na・クエン酸】の2つの主成分でできています。

炭酸水素Naは重曹のことで、家庭でも料理や掃除でおなじみですね。

炭酸水素Naとクエン酸が合わさることで炭酸ガスが発生し、お湯に入れたときにシュワシュワと溶けていきます。

シュワシュワと溶けていく様子もバスボールの楽しみのひとつですが、このシュワシュワによって体の血流が良くなる効果が期待できるんです。

炭酸ガスである二酸化炭素はもともと人間の体にないもの。

なので、湯船に入って皮膚が二酸化炭素を吸収するときに、早く除去しようと血管が広がることで血流が良くなるというわけです。


また、バスボールによってはアロマオイルなどで香りをつけているものもありますが、香りによる癒し効果も期待できるでしょう。

「温泉の香り」なんてのも、自宅で手軽に温泉気分が楽しめていいですよね^^

バスボールを使ってお風呂に入るときの注意点

バスボール

バスボールを使ってお風呂に入るときの注意点は2つ。

・人によっては乾燥やかゆみを引き起こすこと

・お風呂の給湯器によってはバスボールが使えないこと

人によっては乾燥やかゆみを引き起こすこと

バスボールの成分自体には問題はありませんが、人によっては乾燥やかゆみを引き起こすことがあります。

炭酸水素Naには油分を除去する働きがあるので、ずっと浸かっていると皮膚の皮脂が奪われ乾燥してしまうんですね。

肌が強い人であればそこまで影響はありませんが、肌が敏感な人や肌が薄い小さな子どもには注意が必要です。


また、エッセンシャルオイルを使用しているバスボールも肌が弱い人は避けましょう。

エッセンシャルオイルは天然のものなので、肌が弱い人には刺激が強すぎて肌荒れやかゆみを引き起こすことも。

いい香りのするエッセンシャルオイルですが、肌が弱い人や子どもが使用するバスボールには使用されていないものを選んでくださいね。

お風呂の給湯器によってはバスボールが使えないこと

バスボールの中にはモコモコと泡が出るものもありますよね。

しかし、追い炊き機能のあるお風呂の場合泡が出るバスボールや入浴剤は使用が禁止されていることがあります。

1回の使用なら大丈夫かもしれませんが、何度も使用することで壊れてしまうことはめずらしくありません。

また、泡が出なくてもシュワシュワと発砲するバスボールの使用が禁止されている給湯器も。

バスボールを使用するときは、一度自宅のお風呂の取扱説明書を確認してくださいね。

持ち家ならまだしも、賃貸で給湯器の故障・弁償なんてことになったら大変ですよね^^;

まとめ:バスボールは体に悪いとは言えない

バスボールが体悪いなんてことはありませんが、炭酸ガスやエッセンシャルオイルなど、中に入っている成分は人によっては刺激になることがあります。

皮膚が薄い小さい子どもや肌が弱い人はバスボールの使用は避けた方がいいかもしれません。

肌が丈夫な人であっても、保湿成分が入っていないバスボールだとどうしてもお風呂上りは乾燥しがち。

しっかりとボディクリームで保湿してくださいね。

関連記事:スライムが髪についた時の取り方!注意点についても紹介