ボールペンの文字は何年で消える?フリクションは何年で消えるかや取扱い方も

ボールペンの時は何年で消える?

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毎日つけている日記帳や大事な書類など、日常には何かしら長く残しておきたい文章がありますよね。

そして大人になってから日常的に使う筆記具と言えばボールペン。

私も家ではほぼボールペンを使ってさまざまな文章を書いています^^

ただ、たまに見返したときにボールペンが薄くなっているときがあるのが気になって。

ボールペンの文字は何年で消えるものなのでしょうか?


そこで今回は、ボールペンの文字は何年で消えるのか、ボールペンの取り扱い方についてまとめました。

フリクションの文字が何年で消えるかについても調べたのでチェックしてくださいね!

ボールペンの文字は何年で消える?

ボールペン

ボールペンの文字が何年で消えるかは保管状態によって変わります。

ボールペンの文字は、直射日光や電球の光にあてなければ半永久的に持ちます。

油性ボールペンで書いたインキの筆跡は、通常の保存状態の場合文字の褪色が少なく長期間保存することが可能です。

ほとんど光に当てないで保存すれば、半永久的に筆跡は保たれます。

PILOT

言い換えれば、光のあたる場所に置いておくとすぐに劣化してしまうということ。

6ヶ月も経たないうちにボールペンで書いた文字が薄くなってしまうこともあるので、ボールペンの文字は注意して保管する必要があるんですね。

そういえば、我が家でもボールペンで書いた字が薄くなったものはちょうど窓辺の光が当たる場所に貼っていた書類でした。

また、直射日光や光は紙の劣化にも繋がります。

例えボールペンで書いた文字が残っていても紙自体がボロボロになってしまうと意味がないですよね^^;

なので、ボールペンで書いた文字を長く残したいときは、直射日光や電球の光が直接あたらない場所で保存しましょう。

ちなみに、顔料を使ってある水性ボールペンや中性インクのボールペンなら、油性ボールペン以上の耐光性と耐水性を持っています(参考:トンボ鉛筆)。

より長く大事に保存したい文章は水性ボールペンやゲルインキボールペンで書くのがおすすめです^^

フリクションの文字は何年で消えるか?

ボールペン

一度書いても消せる便利なフリクションボールペン。

フリクションで書いた文字は何年で消えるかというと、実は染料系ゲルインキボールペンと同じくらいには長期間保存ができるんです。

ただ「フリクションは公的書類に使用してはいけない」なんて聞いたことはありませんか?

これは、フリクションが消せるボールペンだから改ざんの恐れがあるのと同時に、保管中に文字が消える恐れがあるためです。


そもそも、フリクションが消えるのは温度変化によってインクを無色透明にしているため。

なので、保存状態が悪ければせっかく書いた文字や絵が消えてしまうんです。

実際にフリクションのメーカーである「PILOT」のHPにも

意図せず消えてしまった場合は、何らかの原因で60度以上になったと思われます。
フリクションは、温度変化により透明になる特殊なインキを搭載している為、60度以上の環境下では筆跡が無色になります。

PILOT

と記載があります。

「なかなか60℃以上にはならないでしょ」と思うかもしれませんが、例えば直射日光のあたる場所。

また、パソコンやプリンターといった機材の近く、ホットコーヒーの入ったマグカップの近くでも60℃に近い温度になるんです。

温度変化で無色透明になるので、冷やすことで消えた文章を復活させることもできますが、絶対の方法ではありません。

ですので、フリクションで書いた文字は通常のボールペン以上に保管場所に注意しましょう。

ボールペンの取り扱い方

ボールペン

さまざまなボールペンがありますが、共通している取扱方は2つ。

  • ペン先をしまう、あるいはキャップをしっかりしめること
  • 高温多湿の場所で保管しないこと

ペン先をしまう、あるいはキャップをしっかりしめること

私もよくやってしまいがちなんですが、「またすぐ使うから」とペン先をしまわないままボールペンを放置するのはNG。

インクが乾燥して書けなくなったり、インクが漏れ出してくる恐れがあるからです。

それだけでなく、漏れたインクがボールペン内で逆流して使えなくなることも…。

お気に入りのボールペンだとよりショックが大きいですよね。

インク漏れして衣服につくと落とすのは大変ですし、ボールペンと服の両方を守るためにも必ず使い終わったらすぐにペン先をしまいましょう。

高温多湿の場所で保管しないこと

久しぶりに使おうと思ったボールペン、インクはまだ残ってるのに書けない…なんてことありますよね。

これは長期間保存することでインクの溶剤が蒸発したことが原因。

また、高温多湿の場所に置いておくといつの間にかインク漏れを起こしてしまうこともあります。

直射日光のあたる場所やジメジメした場所にずっと置いておくのは避けましょう。

盲点なのが車の中。

ダッシュボードの上ってついボールペンやらなにやら置きがちですが、夏場なんかは熱くなりすぎてボールペンの軸が溶けることもめずらしくありません。

思わぬ怪我にも繋がるので注意してくださいね。

ボールペンの文字は何年で消えるまとめ

ボールペンの文字は何年で消えるかまとめました。

  • ボールペンは適切に保管すれば半永久的に消えない
  • フリクションも同じだが、高温で字が消えるので大事な書類にフリクションは使用しない

ボールペンは光に弱いので直射日光や電球の光があたる場所での保管は避けましょう。

そうすれば何十年と文字を保存できますよ。

フリクションは便利ですが、機材やコーヒーの熱など思わぬところで文字が消えることがあります。

長く残したい文字や絵などはフリクションではないボールペンを使用してくださいね。

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