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カタツムリの飼育に危険はありません。
カタツムリには毒がある種類もいますが、日本のカタツムリに毒性はないので安心してください。
素手で触っても大丈夫。
でも、カタツムリには寄生虫がついている可能性があります。
触ったあとは必ず手を石鹸で洗うようにしましょう。
カタツムリは冬眠する生き物です。
飼育するときは冬眠することも考えて準備する必要があります。
今回は
- カタツムリの飼育は危険?
- カタツムリの飼育方法:必要な道具
- カタツムリの飼育方法:餌と好物
- カタツムリの飼育方法:お世話方法
- カタツムリを飼育する時の注意点
上記について説明します。
カタツムリの飼育は危険?
カタツムリの飼育に危険はありません。
カタツムリには寄生虫がついている場合があるので、素手でカタツムリを触るのはできるだけ避けたほうがいいですね。
カタツムリを素手で触っても問題ありませんが、触ったあとは必ず石鹸で手を洗うようにしましょう。
カタツムリといえば「つのだせ、やりだせ、頭だせ♪」という童謡が有名ですよね。
カタツムリの触角を触るとぴょこんと出たり引っ込んだりする様子は微笑ましいもの。
ついつい指でツンツンしてしまうお子さんが多いのではないでしょうか。
カタツムリは粘液で体を覆っているので、素手で触れば粘液が手についてしまいます。
粘液がついた手で無意識のうちにお子さんは口や目、鼻を触ってしまうことも。
どうしてもカタツムリを触りたい場合は、必ず石鹸で手を洗う約束をしてからにしましょう。
カタツムリの飼育方法:必要な道具
カタツムリの飼育方法にはまず、必要な道具を揃えましょう。
おうちにあるものや100円ショップで売っているもので大丈夫。
蓋つきのプラスチックケース
蓋がないとカタツムリは上から逃げてしまいます。
密閉容器ではカタツムリが息をすることができないので、空気穴の開いた蓋があるプラスチックケースがベスト!
夏になると100円ショップのペットコーナーでよく見かけますね。
売っていなかった場合は、キッチンタッパーでも大丈夫。
その場合、蓋に空気の穴をあけておくのを忘れずに。
霧吹きスプレー
外にいれば雨が降る日もありますが、おうちのプラスチックケースの中では雨は降りません。
定期的に霧吹きで小雨を演出してあげましょう。
適度な湿り気がカタツムリを活発にしてくれますよ。
赤玉土や腐葉土
カタツムリにとってプラスチックの床は居心地の良いおうちではありません。
保湿性の高い赤玉土や腐葉土、枯葉や枝、石などを入れてあげましょう。
隠れる場所があるとカタツムリは安心します。
カタツムリは犬や猫のように広いスペースは必要ありません。
鳴き声もないのでペット不可のマンションやアパートでもカタツムリの飼育は可能です。
子どもがカタツムリを捕まえてきて、仕方なく飼っていたら親の方が夢中になってしまったなんてことも^^
カタツムリの飼育方法:餌と好物
カタツムリは野菜が大好きです。
キャベツ、にんじん、なすなど何でも食べます。
特別に用意することなく、料理の時に出る野菜くずで十分。
カタツムリの殻の成長のために卵の殻も時々あげてくださいね。
カタツムリの餌は?好物は?何を食べるんだろう?と考えたとき「カタツムリと言えばアジサイ」と思いますよね。
でもカタツムリはアジサイの葉を食べないと言われています。
アジサイの葉には毒があるんです。
アジサイの葉は大きくて安定しているので、カタツムリが隠れるのに最適なんですね。
食べるために乗っかっているわけではないなんて驚きました。
カタツムリの飼育方法:お世話方法
カタツムリを飼育するときは日なたに飼育ケースを置かないようにしましょう。
カタツムリはジメジメした湿度が高い場所を好みます。
なるべく日の当たらないところにカタツムリの飼育ケースを置いてくださいね。
カタツムリの飼育は難しいことはありませんが、カタツムリのイメージが強くて誤解をしていることが多いようです。
日陰
日なたにカタツムリの飼育ケースを置くと、赤玉土や腐葉土が乾いてしまいます。
カラカラの環境ではカタツムリが弱ってしまうので気をつけてください。
また、エアコンや扇風機などが当たると乾燥の原因になります。
霧吹き
カタツムリは梅雨の時期に見かける軟体動物です。
ジメジメした湿った場所が好きなのはわかりますが、雨は嫌いなようです。
そのため、霧吹きで湿り気を補充するときはカタツムリに直接ジャブジャブ水をかけないようにしましょう。
霧吹きを選ぶ時もミストシャワーが細かいものがおすすめ。
冬眠
カタツムリは寒くなると冬眠します。
外のカタツムリは10月頃から3月まで落ち葉や木のうろなどで冬を越すんです。
飼育しているカタツムリも冬眠しますが、室内の温度が20℃くらいを保っていると冬眠しないようです。
冬眠する場合は落ち葉や腐葉土を多めに入れてフカフカのベッドを作ってあげると、いつのまにか潜り込んで冬眠します。
冬眠中は餌は食べないですし、フンもしないのでお世話が楽ちんです♪
カタツムリを飼育する時の注意点
カタツムリは飼育しやすい生き物です。
湿気のある場所がすきなので、過ごしやすい環境を整えてあげると長生きします。
餌の食べ残しをずっと置いておくと臭いや害虫を呼び寄せてしまうことも。
カタツムリが残した野菜くずは早めに取り除いておきましょう。
日の当たる場所は苦手なカタツムリですが、ジメジメした湿度が高い場所は雑菌が繁殖してしまいます。
風通しの良い場所に飼育ケースを置くといいですよ。
カタツムリに毒はありませんが「広東住血線虫」という寄生虫がいることがあります。
人間の口に入ると頭痛やめまい、発熱や吐き気などを引き起こし、重症になると亡くなってしまうことも。
カタツムリを素手で触ったら、必ず石鹸で手を洗うようにしましょう。
我が家の子どもが小さい時に、カタツムリを捕まえてきたことがあります。
私が子供の頃はカタツムリは珍しくない生き物でしたが、気がつくとなかなかお目にかかれない生き物になってしまった気がします。
滅多にない機会なので、しばらく飼ってみることに。
子どもが図書館で餌を調べてくれたので、一緒に準備をして野菜くずをあげてみました。
にんじんをあげたらオレンジ色のうんちが出てきたので子どもは大はしゃぎ!
夜になると、静かなリビングでバリバリ、バリバリって音がするんです。
何だろう?と思って探してみると、音の正体は「カタツムリの咀嚼音」でした^^
こんなに小さいのに、バリバリ、ボリボリ野菜を食べている姿にビックリです。
私はカタツムリを冬眠させる自信がなかったので、我が家で2泊3日泊まってもらい、後日元居た場所に返しに行きました。
今となっては楽しい思い出です♪
まとめ:カタツムリの飼育は注意点を守れば大丈夫
カタツムリに寄生虫がいると思うと、ちょっと怖いなと考えますよね。
でもカタツムリの飼育は注意点を守れば大丈夫。
- 素手で触らない
- 触った場合、石鹸で手を洗う
ちゃんと石鹸で手を洗えば怖がることはありません。
飼育方法も簡単。
飼育道具や餌は身近なもので大丈夫ですよ。
カタツムリの餌は野菜くずなのでお手軽ですね。
キャベツを食べたら「うす緑色のうんち」、にんじんを食べたら「オレンジ色のうんち」が出ます。
お子さんと一緒にカタツムリの観察も楽しいですよ。
カタツムリが野菜をモリモリ食べているのを見て、野菜嫌いのお子さんが一口チャレンジするきっかけになるといいですね。