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自分が住む家を選ぶとき重視することは何でしょうか?
交通の便の良さ・ライフラインの充実さ・教育環境の良さなどたくさんありますよね。
どれも大事なことですが、虫が苦手な人にとってはもうひとつ重要なポイントがあります。
それは、虫が出ないかどうかということ。
家によって虫の出やすさは大きく変わり、虫が出ない家に住みたいと考えている人にとっては大きなポイントなんです。
そこで今回は、虫が出ない家に住みたい人に向けて家選びのコツをまとめました。
一戸建てとマンション、それぞれに選び方を分けたのでぜひチェックしてくださいね!
虫が出ない家に住みたい!一戸建ての場合のポイント
虫が出ない家に住みたい人のために、家選びのポイントを紹介していきます。
まずはあ一戸建ての場合から。
5つのポイントを押さえて虫の出ない生活を過ごしましょう!
- 近くに大きな木が植えられていない
- 近くに川や草むらがない
- 近くに空き家がない
- ゴミステーションが乱雑していない
- 風通しが良くジメジメしていない
近くに大きな木が植えられていない
一戸建ての場合は景観のために庭先などに大きな木が植えられていることがあります。
「シンボルツリー」として人気が高いですが、虫が苦手な人は要注意!
木には季節問わずさまざまな虫が寄ってくる、いわば虫の集合住宅。
家の窓を介して、木から簡単に虫が侵入してくることもよくあります。
大きな木は簡単に伐採できるものではありません。
虫が苦手な人は近くに大きな木がある家は避けたほうがいいでしょう。
近くに川や草むらがない
大きな木と同じく、川や草むらも虫が集まる場所です。
特に川のような水がある場所は、蚊やゴキブリといった人が嫌う虫が発生する場所。
また、用水路やため池も虫が苦手な人は避けたほうがいいですね。
近くに空き家がない
ほどよく湿り気があり、かつ人が住んでいた痕跡が残る空き家は、虫にとっては絶好の隠れ家。
見た目以上に中に虫が潜んでいる可能性があります。
空き家でも新築ならそこまで虫の心配はないのですが、ダンボールやゴミが散乱していたり草が生い茂っている空き家は要注意です。
気になる一戸建ての近くに空き家がある場合は、いつから空き家なのか・買い手がつく予定はあるのか事前に確認しておきましょう。
人が住み始めて虫対策をすれば、虫の発生はグンと抑えられます。
ゴミステーションが乱雑していない
一戸建てに住むときは、近くのゴミステーションのチェックも忘れずに。
分別ができていなかったりカラスによって荒らされている様子があれば、その分虫が発生しやすくなります。
また、ゴミステーションがきれいかどうかはご近所トラブルを避けるうえでも大事なポイント。
「このくらいいいか」とゴミ捨てマナーを守らない人がいると、その分ご近所トラブルにも繋がります。
ゴミステーションがきれいということは、ご近所トラブルも少ないというひとつの判断になりますよ。
風通しが良くジメジメしていない
一戸建て周辺だけでなく家の中も虫が出ないかチェックしておきましょう。
ポイントは風通しの良さ。
害虫の代表格ともいえるゴキブリは湿気を好むので、風通しの悪いジメジメした家にはゴキブリが集まってくるんです。
風通しの良い家から悪い家に引っ越ししてくることもあるんだとか…。
なんとも迷惑な客が引っ越してこないよう、家全体の風通しの良さも確認しておいてくださいね。
虫が出ない家に住みたい!マンション選びのコツ
「家はマンション派!」という人のために、ここからは虫が出ないマンション選びのコツを4つ紹介していきます。
- コンビニや飲食店が入っていない
- 窓の外に大きな木がない
- 2階以上の部屋
- ペット飼育不可
コンビニや飲食店が入っていない
マンションによっては1階部分にコンビニや飲食店が入っているところもありますよね。
とても便利で魅力的ですが、虫が出ない家に住みたい人にはおすすめできません。
廃油・料理の食べ残し・大量のゴミが出るコンビニや飲食店は虫の住処。
同じマンション内にあるので、下水管を通じて敷地内に侵入してくることだって簡単です。
虫と遭遇するリスクはグンとアップするでしょう。
窓の外に大きな木がない
窓のすぐそばに大きな木がある部屋も要注意です。
木はさまざまな種類の虫が集まる場所。
2階以上の部屋であっても、木を介して虫が窓から侵入してくることがあります。
また、虫の侵入とはちょっと違いますが、大きな木があると夏場はセミの鳴き声がすごくうるさいです(笑)
実際に私が住んでる家のすぐ近くに木があるんですが、セミの鳴き声がダイレクトに響きます。
セミって結構朝早くから鳴くんですよ。
「朝はゆっくり寝ていたい」という人にも、窓の外に大きな木がある部屋はおすすめしません。
2階以上の部屋
虫の侵入を防ぐなら2階以上の部屋を選びましょう。
虫の侵入は階数が高くなるほど減るという結果が出ています。
次に、集合住宅の階数別に、ここ 1 年間の「ゴキブリ」「蚊」「蜘蛛」の平均遭遇回数を集計した。
住居内の「虫トラブル」実態調査!
「ゴキブリ」の平均遭遇回数は、1~2 階が 3.39 回、3~5 階が 3.61 回、6~10 階が 1.28 回、そして 11 階以上が 0.07 回だった。
次に「蚊」は、1~2 階が 7.46 回、3~5 階が 15.21 回、6~10 階が 8.06 回、11 階以上が 5.54 回。
「蜘蛛」は、1~2 階が 4.59 回、3~5 階が 8.43 回、6~10 階が 4.06 回、11 階以上が 0.21 回だった。
宅配便など荷物に紛れて虫が侵入することもあるので、高階層だからといって完全に安心はできません。
しかし、少しでも虫が出る確率を減らしたいという人は2階以上の部屋を選びましょう。
ペット飼育不可
最近はマンションでもペットが飼えるところが増えてきましたよね。
ペットを飼っている人には助かりますが、虫が苦手な人はペット飼育不可の物件がおすすめです。
完全室内飼いであればそこまで虫の影響はありません。
ただ、犬はどうしても散歩が必要ですよね。
外を出歩くうちに知らない間に虫を連れ込んでしまうことだってあるんです。
ただ、ペット飼育可のマンションでは、エントランスに専用の洗い場があったり、エレベーターをペットあり・なしで分けているところも。
ペット飼育可のマンションを選ぶなら、環境が整っているところを選ぶと虫の遭遇は幾分か減らせるかもしれません。
家に虫が出ない予防方法
虫が出ない家の選び方をチェックしたところで、次は家に虫が出ないようにするための予防法を紹介。
紹介する3つは簡単で今からできることばかりなので、早速試してみてください。
- ゴミやダンボールは溜め込まずにすぐ処分する
- 虫の侵入経路を防ぐ
- 換気を良くする
ゴミやダンボールは溜め込まずにすぐ処分する
ゴミは虫の温床となるので、ため込まずにすぐに処分しましょう。
特に生ゴミは虫が寄ってきやすいので、家庭用生ゴミ処理機を使って乾燥させるのがおすすめです。
また、通販をよく利用する人はダンボールにも注意。
一見きれいに見えるダンボールでもゴキブリのが産み付けられていることがあるんです。
「何かに使えるから」と取っておくことはせず、すぐに捨ててくださいね。
虫の侵入経路を防ぐ
虫が入ってきそうな場所を徹底的に防ぎ、家の中に入ってこないようにしましょう。
- 家の周囲に置き型の殺虫剤を置く
- 玄関に吊り下げタイプの虫よけをかける
- 網戸に虫除けスプレーをかける
- エアコンの室外機のホースに網をつける
最近は性能の高い殺虫剤や虫除けスプレーが豊富だから助かりますよね!
ただ、どれも期限があるので、使用期限が切れる前に取り替えるようにしましょう。
さらに、ちょっとした隙間から虫は侵入してくるので隙間を見つけたら埋めておくのも忘れないでくださいね。
換気を良くする
ジメジメと湿気がこもった家には虫が集まってきます。
天気の悪い日以外は1日1回は換気をして家の中に風を通しましょう。
忘れがちなのが、クローゼットやカーテンのある場所。
湿気がこもりがちなので、クローゼットの扉やカーテンも開けて風を入れてくださいね。
虫が出ない家の選び方まとめ
虫が出ない家の選び方をまとめました。
一戸建てとマンションでは多少選び方のポイントが変わりますが、まずは虫が集まりやすい物や場所があるところは避けるのが第一です。
生活している限り全く虫に遭遇しないのは難しいですが、気をつけることで虫と出会う確率は下げられますよ。
家選びの参考になると嬉しいです^^