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カタツムリは湿度が高くジメジメした場所にいることが多いです。
1年間のうちカタツムリを捕まえやすい時期は、湿度が高い梅雨や台風の季節がおすすめ。
カタツムリを捕まえるときはプラスチックケースなど入れ物を持っていくといいですよ。
日本のカタツムリは素手で触っても毒の心配はありませんが、気を付ける点がいくつかあります。
今回は
- カタツムリはどこにいる?
- カタツムリが捕まえやすい時期
- カタツムリを捕まえるのに必要なもの
- カタツムリを捕まえる時の注意点
上記について説明します。
カタツムリはどこにいる?
カタツムリは落ち葉が重なっているところや、木の葉の裏、枝の上などでよく見かけます。
小雨が降っていると葉っぱの上やコンクリートブロックの上でも見かけることも。
カタツムリは湿度が高いところが好きな生き物です。
普段何気なく歩いている道を、カタツムリはどこにいるかな?という目線でじっくりと観察してみてください。
湿った場所を探してみたらカタツムリを見つけられる確率が上がりますよ。
カタツムリと似ているナメクジも湿ったところが好きな生き物です。
「カタツムリ発見!」と喜んで捕まえてみたらナメクジだったということもありますので、十分に気をつけてくださいね。
カタツムリが捕まえやすい時期
カタツムリが捕まえやすい時期は雨が降っているときです。
おすすめは梅雨の時期。
だいたい6月から7月ころがベストシーズンです。
9月から10月の台風の季節も雨の季節ですが、台風は大雨や強風のため大変危険です。
カタツムリもどこかに避難してしまっているので探しに行くのはやめましょう。
カタツムリは雨の日にも見かけることがありますが、なかでも小雨が良く似合います。
梅雨の季節になると、カタツムリがあじさいの葉の上にちょこんと乗っている絵や絵本を図書館でよく見かけます。
小雨とあじさいとカタツムリは梅雨の風物詩のようですね。
カタツムリを捕まえるのに必要なもの
カタツムリを捕まえるのに必要なものは蓋つきのプラスチックケースです。
飼育用のプラスチックケースでなくても大丈夫。
カタツムリは呼吸をしていますので、密閉容器は避けてくださいね。
スーパーで見かけるプチトマトなどが入っているプラスチック容器でもOK。
お子さんと一緒にカタツムリを見つけたとき、カタツムリを入れておく容器がなかったらどうしますか?
「洋服のポケットにカタツムリを入れておけばいいじゃん!」とわんぱくな発想のお子さんも多いと思います。
でも、ポケットにカタツムリを入れていたのを忘れると、そのまま洗濯機で洗ってしまう悲劇が待っています。
私の子どもが幼稚園のとき、ポケットにダンゴムシを入れている園児が多くいました。
幼稚園から「おうちに帰ったらうがい、手洗い、ポケットの中身の確認を必ずしてください!」というお便りが配られたのを思い出します^^
必要なもの
- 蓋つきのプラスチックケース(空気の穴があいている)
- ビニール手袋
- ウェットティッシュ
カタツムリは湿った場所にいるので、捕まえたときに泥や落ち葉で手が汚れることも。
ビニール手袋をつけておけば、お子さんが色んなところを触ってしまっても安心です。
ウェットティッシュがあると汚れても拭くことができるのでおすすめ♪
カタツムリを捕まえる時の注意点
カタツムリを捕まえる時の注意点はいくつかあります。
日本で見かけるカタツムリに毒性はありませんので安心してくださいね。
でも、落ち葉や土の中に寄生虫がいることも。
安全にカタツムリを捕まえるための注意点を紹介します。
天気
カタツムリは小雨の時に探しに行くとよいでしょう。
台風が接近中は危険ですのでおすすめしません。
台風が去ったあとなら大丈夫です。
雨が降ると視界が悪いので、公園や遊歩道など車の心配がない場所でカタツムリを探すといいですよ^^
手袋
カタツムリを素手で触っても大丈夫です。
でも、カタツムリを触った手で目や鼻、口を触ってはいけません。
いつのまにか目や鼻、口を触っているお子さんも多いですよね。
自然界には寄生虫など体の中に入ったら危険なものがあります。
カタツムリを捕まえる時に手袋をつければ安心ですね。
関連記事:ナメクジを素手で触ったときの対処法は?一回でも危険なのか調査
手洗い
カタツムリを触ったら必ず石鹸で手を洗いましょう。
手袋をしてカタツムリを触っても、外から帰ってきたら手を洗うことは衛生的にもおすすめです。
プラスチックケース
カタツムリを捕まえる時は必ず蓋つきの入れ物を用意しましょう。
お子さんがポケットの中にカタツムリを入れてしまうことのないようにお気をつけください。
豆腐のケースやスーパーのビニール袋でも大丈夫なのでは?と思う方はちょっと待ってください。
私の経験から、蓋のない入れ物はおすすめはしません。
豆腐のケースは蓋がないので、カタツムリが逃げてしまうんです。
ビニール袋はカタツムリが逃げないように口をしっかり結んでしまうと、空気が通らなくなってしまいます。
カタツムリを豆腐のケースに入れて、その場でちょっと観察したら逃がすつもりの方は蓋がない入れ物でも大丈夫。
カタツムリはどこにいるか?探してみるとなかなか出会えないことが多いんです。
カタツムリは絶滅危惧種に認定されているので、今ではなかなかお目にかかれない生き物なんです。
実はカタツムリのなかまは、亜種なども含め、日本国内でおよそ1000種類います。
関西には200種類ほど生息していますが、そのうちの半数以上の116種類が絶滅のおそれがあるとされています。
NHK「NEWS WEB」
カタツムリを見かけなくなったのは、カタツムリが好きな落ち葉や湿った土が減ってきたのが原因。
カタツムリを探すなら神社やお寺、公園などがいいようです。
私の子どもが小さい時、偶然カタツムリを見つけたことがありました。
小雨が降る中、お寺のブロック塀でカタツムリを発見!
カタツムリはどこにいるのか?と考えもなしに歩いていたら偶然にもカタツムリを見つける好条件が揃っていたんです。
絵本や図鑑で見たことがあるカタツムリですが、うちの子どもは本物を見るのは初めてだったので大興奮!
じっくりと観察すればするほどカタツムリは不思議な生き物だなと思いました。
洗濯物が乾きにくい梅雨の季節は嫌なイメージでしたが、次からはカタツムリを探してみるのもいいかも。
絶滅危惧種なら尚更レアな感じですね。
カタツムリはどこにいる?まとめ
カタツムリはジメジメした場所にいます。
- 落ち葉の下
- 湿った土や枝の上
- 木の葉の裏
湿度が高い方が活動的なので、小雨が降っている日がおすすめ。
カタツムリを見つけたら
- ビニール手袋でカタツムリを捕まえる
- カタツムリは蓋つきのプラスチックケースに入れる
お子さんだけでなく大人でも、手でカタツムリをずっと持っていると握りしめて潰してしまうこともあるので気をつけましょう。
最近はカタツムリの数が減っていると言われています。
自然環境の変化が小さなカタツムリに影響しているなんてビックリです。
カタツムリはどこにいるのか、お子さんと一緒に探しながら自然や環境の話をするのもいいですね。