ボールペンのインクがあるのに出ないのはなぜ?対処法と予防方法も紹介

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最近身の回りを断捨離しているんですが、子どもが2人いるからか家にやたらとボールペンがあるんですね。

インクが出なくてもう使えないボールペンならすぐに捨てられるんですが、やっかいなのがボールペンのインクがあるのに出ないもの。

「まだ使えるんじゃないか?」と思ってなかなか捨てられずにいます^^;

なぜインクがあるのに出なくなるのか、もう使えないなら諦めもつくのにと気になっています。


そこで今回は、ボールペンのインクがあるのに出ない理由について、また対処法や予防方法をまとめました。

ボールペンのインクがあるのに出ないのはなぜ?

例えば買ってきたばかりで全然使ってないボールペン。

明らかにインクが残っているのに出ないのはなぜでしょうか?

考えられる理由を3つ紹介します。

  • インクが冷えて固まっているため
  • インクの中に空気が入っているため
  • ペン先のボールが破損しているため

インクが冷えて固まっているため

ボールペンのインクがあるのに出ないときは、インクが冷えて固まっている可能性があります。

ボールペンを気温が低い場所で使ったり放置していませんでしたか?

ボールペンの中でも、油性インクのボールペンは粘度が高くドロッとしているため、寒いと内部でインクが固まってしまうことがあるんです。

ペン先の方までインクが流れ出てこないので、はたから見ればインクがあるのに出ないなんてことになるんですね。

インクの中に空気が入っているため

ボールペンをペン先を上に保存していた場合、インク内に空気が入ることがあります。

ボールペンはインクがペン先まで流れ出ることで書けるようになるのですが、間に空気が入っていると空気がインクの流れを邪魔してしまいます。

結果、ボールペンのインクがあるのに出ないということに。

ボールペンをカバンの中に入れっぱなしという人は、いつの間にかペン先が上向きになってしまっているかもしれません。

ペン先のボールが破損しているため

寒いところに置いていない・ペン先を上向きにしていないのにボールペンのインクが出ないときは、ペン先のボールが破損している可能性があります。

ペン先には非常に小さいボールがついています。

このボールが動くことでインクを紙に付着させ文字や絵を書けるのですが、ボールペンのペン先は思った以上に繊細。

ボールペンを落としたり強く力を入れすぎるだけでもボールが破損してしまうんです。


破損したボールはうまく回らなくなるため、いくらインクが残っていても文字や絵を書けなくなってしまうんですね。

ボールペンのインクがあるのに出ない時の対処法

ボールペンのインクがあるのに出ないときの対処法は3つ。

大事なボールペンやまだ書ける可能性のあるボールペンは、ぜひ対処法を試してみてください!

  • ボールペンのペン先を温める
  • ボールペンをビニール袋に入れて振り回す
  • 紙の上でグルグルと円を描く

ボールペンのペン先を温める

ボールペンのインクが冷えて固まっているときに有効な方法がこちら。

ボールペンのペン先を温めることで、冷えて固まっていたインクをやわらかくしペン先まで流れるようにします。


ボールペンのペン先を温める方法はいくつかあって、

  • ボールペンの先端を熱湯に浸ける
  • ボールペンの先端をドライヤーで温める
  • ボールペンの先端をカイロでくるむ

私が実際にやっていたのは、3番のカイロでくるんで温める方法です。

外出先で熱湯やドライヤーが使えないときに役立ちますよ◎


急いでいるときは、熱湯や熱風でボールペンを温める方法がおすすめ。

ただし、熱湯の温度が高すぎたり、ドライヤーを長時間温め続けるとボールペン自体が変形する恐れがあります。

温めすぎと火傷には気を付けてくださいね。

また、水性インクのボールペンは温めることでインクがゼリー状に固まってしまいます。

水性ボールペンを温めるのはやめましょう。

ボールペンをビニール袋に入れて振り回す

インクの中に空気が入っているときはこちらの方法を試してください。

ビニール袋の中にボールペンを入れて、空気を含ませてパンパンにした状態で振り回すだけ。

遠心力を使って中の空気を抜き、インクをペン先まで流れ出るようにする方法です。


ただボールペンを回してもいいんですが、万が一インクが漏れることもあるので。

ビニール袋に入れるのはインクが漏れたときにつくのを防ぐためです。

ペン先が出ているとビニール袋を突き破って危ないので、必ずしまった状態で試してくださいね。

紙の上でグルグルと円を描く

何らかの衝撃でペン先のボールがうまく回っていないときに有効な方法がこちら。

  1. ペン先を清潔な布やティッシュで拭く
  2. 紙を何十枚か重ねて、その上でグルグルと小さな円をいくつも描く
  3. A4用紙が埋まるほど描けたら、次は短い直線をいくつも描く

やわらかく適度にクッション性のある紙の上で描くことで、ボールを傷つけずに動かすことができます。

紙を何十枚も用意できないときはティッシュペーパーを重ねたものや漫画雑誌でもOK。

少年ジャンプやコロコロコミックのような材質が最適ですね◎

ボールペンのインクがあるのに出ないのを予防する方法

最後に、ボールペンのインクがあるのに出ないのを予防する方法を紹介します。

3つとも簡単に実践できるものばかり。

日頃からちょっと意識するだけでボールペンを長く愛用できますよ^^

  • ペン先は上向きにしないこと
  • 必要以上に力を入れて書かないこと
  • 強い衝撃を与えないこと

ボールペンを持ち歩くとき、保管しておくときはペン先を常に下にしておきます。

使わないときはペン立てに立てておくといいですね。


また、ボールペンは衝撃に弱いもの。

特にボールが破損するとボールペンは書けなくなってしまうので、必要以上に力を入れて書かないのは大事です。

落としたりぶつけたりも避けたいですね。

連続で書くときはついペン先を出しっぱなしにしてしまいますが、使わないときはキャップをしめる・ペン先を戻すのを徹底するだけでもボールペンを守ることができますよ!

ボールペンのインクがあるのに出ない原因まとめ

ボールペンのインクがあるのに出ない原因や対処法をまとめました。

ボールペンは思った以上に繊細。

ペン先に衝撃があったり、少しでもインク内に空気が入ると書けなくなってしまいます。

もしインクがあるのに出ないときはぜひ紹介した対処法を試してみてくださいね。