乾燥機で乾かすと臭い原因は?ドラム式と縦型の場合や対処法についても調査

乾燥機で乾かすと臭い!ドラム式と縦型それぞれの対処法

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

雨が降って外に洗濯物を干せないとき、急いで洗濯物を乾かしたいとき便利な乾燥機。

ふわふわに仕上がるのが乾燥機の魅力です^^

だから、いざ乾燥が終わって取り出した洗濯物が臭いと結構ショックなもの。

なぜ乾燥機で乾かすと臭いのか原因が気になりますよね。


そこで今回は、乾燥機で乾かすと臭い原因について、ドラム式と縦型それぞれについて調べました。

臭くなってしまったときの対処法もまとめたのであわせてチェックしてくださいね!

乾燥機で乾かすと臭い原因は?ドラム式の場合

洗濯機

ドラム式の乾燥機で乾かすと臭い原因は3つ。

  • 洗濯槽やフィルターが汚れているため
  • 湿気がこもりやすくカビが発生しやすいため
  • 排水溝のにおいが上がってきているため

洗濯槽やフィルターが汚れているため

縦型洗濯機に比べて汚れにくいとされているドラム式ですが、それでも洗濯をすれば洗濯槽やフィルターは汚れてしまいます。

ドラム式の洗濯槽の汚れの原因で多いのは、洗剤の溶け残り。

ドラム式は少ない水で洗濯物を洗うため、水に対して洗剤が多いと溶け切らず洗剤カスとなって残ってしまうんです。


洗濯槽だけでなく、乾燥機フィルターも要注意。

一見汚れてないように見えても、目に見えない雑菌が繁殖し嫌なにおいの元になっていることがよくあります。

湿気がこもりやすくカビが発生しやすいため

ドラム式洗濯機は投入口が横にあるため、水が漏れないようしっかりとフタが閉まるようになっています。

気密性が非常に高いのですが、その分中に湿気がこもりやすくなっているのが難点。

毎日繰り返し乾燥機能を使っていると、短期間であってもカビが生えている可能性はあります。

乾かした洗濯物からかび臭いにおいがしたときは、カビの発生を疑っていいでしょう。

排水溝のにおいが上がってきているため

メーカーによっては、ドラム式で乾燥機能を使うと熱風を排水溝に直接排出してしまう機種もあります。

一見何も問題なさそうですが、排水溝に直接熱風を排出するともともとためてあった水が乾燥して無くなってしまいます。

「乾燥したほうが清潔な気がするけど」と思いますよね。

しかしながら、排水溝にためてある水には下水から上がってくる嫌なにおいを抑える働きがあるため、実は必要なもの。

乾燥機能を使うことで、排水溝のにおいが上がってきてしまっているのが臭い原因なんです。

乾燥機で乾かすと臭い原因は?縦型の場合

洗濯機

縦型の乾燥機で乾かすと臭い原因は2つ。

  • 洗濯槽やフィルターが汚れているため
  • 排水溝が目詰まりを起こしているため

洗濯槽やフィルターが汚れているため

たっぷりの水を使って洗濯する縦型の洗濯機は、どうしても洗濯槽にカビが発生しやすくなっています。

洗濯槽やフィルターの汚れをそのままにしていると、雑菌となり嫌なにおいを出す原因に。

乾燥機能は湿気がこもりやすいため、普段は感じないにおいも乾燥機を使ったあとに感じることがあるんです。

排水溝が目詰まりを起こしているため

水をたっぷり使う縦型洗濯機でよくあるのが、排水溝の目詰まり。

髪の毛やほこり、洗剤の溶け残りなどは通常糸くずフィルターにためられるのですが、その糸くずフィルターを掃除しないでいると排水溝に流れていってしまいます。

排水溝にゴミが詰まると汚れをエサに雑菌が繁殖、そして嫌なにおいを発生させてしまうんですね。

乾燥機で乾かすと臭くなる時の対処方法

洗濯機

せっかく洗濯してきれいになった洗濯物、乾燥機で乾かすことで臭いのは嫌ですよね。

だからといって乾燥機能を使わないのはもったいないもの。

ここからは乾燥機で乾かすと臭くなるときの対処法を3つ紹介します!

  • 洗濯槽やフィルターをきれいに掃除する
  • 洗濯ごとに糸くずフィルターと排水溝を掃除する
  • (ドラム式の場合)乾燥機能の設定を冷水除湿方法に変える

洗濯槽やフィルターをきれいに掃除する

ドラム式・縦型問わず定期的に洗濯槽やフィルターの掃除をしてください。

洗濯の頻度によっても変わりますが、毎日洗濯をするなら月に1回は洗濯槽クリーナーで掃除をするといいでしょう。

汚れがたまってから掃除をしてもなかなかきれいにならないので、こまめに掃除をしたほうが結果的に楽になりますよ◎


ちなみに、洗濯槽クリーナーは粉末・液体の2種類あります。

水の量が少ないドラム式は、洗剤の溶け残りがないよう液体タイプを使うのがおすすめです。

洗濯ごとに糸くずフィルターと排水溝を掃除する

洗濯ごとに糸くずフィルターと排水溝を掃除するのも大切です。

糸くずフィルターを毎回掃除すれば排水溝が詰まることはほとんどありません。

ただ、排水溝は外部からの汚れで詰まることもあるため、都度きれいに掃除するのがおすすめ。

排水溝が詰まると掃除は大変ですし、ひどいときは業者を呼ばないといけなくなります。

そうならないよう、洗濯は糸くずフィルターと排水溝の掃除までをセットにしましょう。

(ドラム式の場合)乾燥機能の設定を冷水除湿方式に変える

ドラム式の場合は、乾燥機能を熱風を使う方法から冷水除湿方法に変えてみてください。

熱風を直接排水溝に排出することがなくなるため、排水溝にためてある水が乾燥することがありません。

結果、下水のにおいが上がってくることもなくなりますよ。


若干、乾燥時間が長くなることと水道料金が上がる可能性があるのが難点ですが、乾燥機で乾かすと臭いと悩んでいる人は一度試してみてくださいね。

乾燥機で乾かすと臭い原因まとめ

乾燥機で乾かすと臭い原因をまとめました。

ドラム式と縦型では原因が異なります。

自宅で使用している洗濯機に合わせて原因をチェックしてくださいね。

どちらの洗濯機にも共通しているのは、洗濯機や周辺の汚れ。

たまった汚れに雑菌が繁殖し嫌なにおいを発生させています。

定期的に掃除をして汚れをため込まないようにしましょう!

関連記事:乾燥機で縮まない強い素材は?縮んだ時の戻し方や防止方法

関連記事:冬の洗濯物が乾かない原因は?外に干す時間や取り込む時間を調査