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服やタオルがふわふわに仕上がる乾燥機。
雨が続いて洗濯物が干せないとき助かりますよね^^
そんな便利な乾燥機ですが、素材によっては服が縮むことがあるため注意が必要です。
大事な服を守るためにも乾燥機で縮まない素材を事前にチェックしておきましょう!
そこで今回は、乾燥機を使う人に向けて洗濯機で縮まない素材や縮んだときの戻し方をまとめました。
乾燥機で縮まない強い素材
乾燥機で縮まない強い素材は2つ。
- ポリエステル
- アクリル
ポリエステルとアクリルは化学繊維。
基本的に化学繊維は熱に弱いため乾燥機の使用はNGとされています。
しかし、化学繊維の中でもポリエステルとアクリルは比較的熱に強い素材。
乾燥機にかけても縮みにくいんです。
ポリエステルは軽量で速乾性があるため、よくスポーツウェアに使用されているもの。
また、アクリルはウールのような風合いを持った素材で、よくニットに使用されています。
天然毛であるウールは熱に弱いので乾燥機はNGですが、アクリルのニットであれば乾燥機にかけて乾かすことができますよ◎
ただし、ポリエステルもアクリルも洗濯機で縮まない素材なのは100%のものだけ。
綿混だったりウール混だったり、ポリエステルとアクリル以外の素材が混ざっている場合は乾燥機で縮むので注意してくださいね。
乾燥機で縮んだときの戻し方
「うっかり乾燥機にかけて縮んでしまった!」なんてときもありますよね。
残念ながら、一度縮んでしまった服を完璧に元に戻すことはできません。
ですが、「再び濡らして形を整える」ことである程度縮みを戻すことはできますよ!
乾燥機で縮んだときの戻し方はこちら。
- 縮んだ服に霧吹きで水をかける、あるいはアイロンのスチームをかける
- 縮んだ部分を引っ張るようにして形を整える
- そのまま乾くまで干す
アイロンのスチーム機能は手軽ですが、直接スチームをあてると生地が傷んでしまいます。
必ずあて布をするのを忘れないようにしてくださいね。
縮んだ部分を引っ張った状態で乾くまで待つのが、縮みを元に戻すための大事なポイント。
とは言え、乾くまでずっと服を引っ張り続けるのは大変ですよね。
そんなときは、服の中に段ボールや下敷きなどを入れて乾かすと引っ張った部分が元に戻りません◎
ウールのような天然毛のニットが縮んでしまったときは、【ジメチコン】という成分が入ったリンスやトリートメントを使いましょう。
天然毛の服が縮んだ状態というのは、人間の髪の毛がゴワゴワになっているのと同じ。
トリートメントでケアしてあげることで毛が真っすぐになり、縮みが元に戻りますよ。
- 洗面器にぬるま湯とリンスあるいはトリートメントをワンプッシュより少なめに入れる
- 縮んだニットを入れて全体をぬるま湯に30分ほどつける
- ぬるま湯からニットを取り出しよくすすいだら、押すようにして水気を絞る
- 形を整えて平干しして乾かす
リンスやトリートメントを入れすぎるとニットがべたつくので注意が必要です。
また、生地が傷むのでぬるま湯の温度は45℃までにしてくださいね。
乾燥機での衣類の縮み防止方法
早く衣類を乾かしたいけど縮むのはできるだけ避けたいもの。
そんなときのために、乾燥機での衣類の縮み防止方法を2つチェックしておきましょう!
- 完全に乾かさず、半乾きくらいで乾燥機から取り出す
- 浴室乾燥機やサーキュレーターを使用して乾かす
完全に乾かさず、半乾きくらいで乾燥機から取り出す
プロのクリーニング屋でもやっているコツがこちら。
洗濯物は乾燥機で完全に乾かさないで、半乾きくらいで取り出します。
乾燥機で衣類が縮むのは、水分がなくなって乾いていく段階。
つまり、衣類に水分が残っている状態であれば縮むことはないんです。
ですので、縮みを防ぐのであれば完全に乾く前に乾燥機から取り出すのがポイント。
完全に乾かさないことでシワもできにくくなるので、一石二鳥ですよ^^
浴室乾燥機やサーキュレーターを使用して乾かす
半乾きで取り出した洗濯物は、浴室乾燥機やサーキュレーターを使用して乾かしましょう。
浴室乾燥機は温風で洗濯物を乾かしますが、そこまで温風の温度が高くないため生地を傷めることがありません。
また、ハンガーにかけたまま干せるので型崩れすることもなし。
ある程度乾燥機で乾かしてあれば、浴室乾燥機の使用は30分ほどで十分ですよ◎
また、部屋干しするのであればサーキュレーターの使用もおすすめ。
衣類に風を送ることで乾くスピードをアップさせてくれます。
冬場にエアコンを使用しているならそのまま部屋干ししても。
エアコンで乾燥しがちな部屋を洗濯物の水分で潤してくれます。
簡易的な加湿器になるので、「冬場に部屋が乾燥して困る」という人はぜひ洗濯物を部屋干ししてくださいね!
乾燥機で縮まない強い素材まとめ
乾燥機で縮まない強い素材は、ポリエステルとアクリルの2つ。
ポリエステルは軽くて速乾性のある素材で、アクリルはウールのようなふんわりした風合いを持っている素材です。
洗濯物を乾燥機に入れるときは事前に服のタグで素材をチェックしてくださいね。
乾燥機は完全に乾かさない使い方をすれば衣類が縮むのを防ぐことができます。
もし縮んでしまっても大丈夫。
もう一度濡らして形を整えながら乾かすことである程度縮みを戻すことができますよ。
縮んでしまった服があるときはぜひ試してみてくださいね^^