洗濯物は全部一緒に洗うのはダメ?分ける意味と基準を紹介

洗濯物を全部一緒に洗うのはダメ?

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生活する限りどうしても出てくる洗濯物。

家族が多いとその分洗濯物も増えて大変ですよね。

洗濯物を分けて洗うとなると、気づいたら1日中洗濯機を回してるなんてことになりかねません。

そもそも、洗濯物は全部一緒に洗うのはダメなのでしょうか?

なぜ洗濯物を分けるのか、意味が気になりますよね。


そこで今回は、洗濯物を全部一緒に洗うのはダメなのか、また洗濯物を分ける意味や基準についてまとめました。

洗濯物は全部一緒に洗うのはダメ?

洗濯機

結論から申し上げますと、洗濯物を全部一緒に洗うのも洗濯の方法としてはありです。

洗濯物を分けると、

・洗濯物を仕分ける手間がかかる

・洗濯の回数が増える分電気代と水道代がかかる

といったようにデメリットがあります。

毎日仕事や学校で忙しい人・家族が多くてただでさえ洗濯物が多い人にとっては、洗濯物を分けるのはしんどい以外の何物でもありませんよね。

最近は洗濯洗剤の性能も上がっているため、適した洗濯洗剤を選べば「どんな種類の汚れも一緒に落とせる」なんてことだってできちゃいます。

洗濯が負担であれば、全部一緒に洗っても問題ありません。

実際に、私もこれ!という理由がないと洗濯物を分けて洗うことはしてません^^


ただし、洗濯物は全部一緒に洗うよりは、分けて洗ったほうがいい場合もあるのは本当。

洗濯物は全部一緒に洗ってもいいですが、時間に余裕のあるときやここぞというときは分けて洗ってみてもいいですね◎

次の項目では、洗濯物を分ける意味について詳しく紹介していきましょう!

洗濯物を分ける意味

洗濯物を分ける意味は全部で3つ。

  • 色移りを防ぐため
  • 型崩れを防ぐため
  • 汚れ落ちを防ぐため

色移りを防ぐため

洗濯物を分ける意味のひとつめは、色移りを防ぐためです。

真っ白が気持ちいいカッターシャツやTシャツですが、色落ちしやすい服と一緒に洗うと色が移ってしまうことがあります。

色落ちしやすい服は意外にたくさんあって。

服を買ったとき、タグに「色落ちしやすい商品です」と記載があった場合は注意が必要です。

デニムもその中のひとつ。

私は一度デニムとTシャツを一緒に洗って、Tシャツをほんのり青色にしたことがあります><


色落ちの心配がない服なら全部一緒に洗ってもいいですが、そうでない服は分けて洗うのをおすすめします!

型崩れを防ぐため

ビッグサイズのニットやプリーツの入ったスカートなど、シルエットが大事な服は洗濯物を分けて洗いましょう。

まとめて洗うと洗濯物どうしが絡まり、生地を伸ばしたりファスナーが引っ掛かって生地に穴を開けてしまいます。


大事な服は、洗濯機の「おしゃれ着コース」を選んで洗うのがおすすめ。

洗濯機によって細かな内容は変わりますが、おしゃれ着コースだとたっぷりの水を使って手で押し込むように洗ってくれるので生地が傷みにくくなります。

汚れ落ちを防ぐため

泥汚れや油汚れなど、汚れがひどい洗濯物は分けて洗いましょう。

他の洗濯物に汚れを移してしまうことがあります。

きれいにするための洗濯なのに、洗濯機に入れることで汚れてしまったら意味がないですよね^^;


もし、汚れがひどい洗濯物もまとめて洗いたいというときは、事前に下洗いをしましょう。

汚れがひどい部分に洗剤をつけておく・つまみ洗いをしておくなど、大きな汚れを落としておくだけも違いますよ。

洗濯物を分ける基準

洗濯機

洗濯物は分けて洗うことでより服を大事に長く着ることができます。

でも、いったいどこまで分けたらいいのか分からないですよね。

ここからは洗濯物を分ける4つの基準を紹介していきます!

  • 汚れがひどいかどうか
  • デリケートな素材かどうか
  • 色が移りやすいかどうか
  • 繊維が出やすいかどうか

汚れがひどいかどうか

・泥汚れで真っ黒になった服
・ケチャップやソースなど食事の汚れがびっしりついた服

・習字の墨や絵の具がついた服

上記のような汚れが付いたものは、洗濯機で洗うことで他の服に汚れを移してしまいます。

そのまま洗濯機に入れても汚れはなかなか落ちないので、事前に下洗いしてから洗濯機に入れましょう。


下洗いと言うと手間がかかって面倒なイメージですが、洗剤をつけて部分的にもみ洗いをしておくだけでも汚れ落ちは大きく変わりますよ。

しっかり汚れを落としたいときは、洗剤を溶かしたぬるま湯の中で(熱湯だと生地が傷むため)しばらく浸け置きするのがおすすめです!

デリケートな素材かどうか

・ウール素材の服

・リネン素材の服

・タグに手洗いマークやドライマークが記載されている服

デリケートな素材の服は、他の洗濯物と全部一緒に普通コースで洗うと毛羽立ちや型崩れを起こし、本来の服の良さを失わせてしまいます。

デリケートな素材の服はそれだけをまとめて、洗濯機で「おしゃれ着コース」あるいは「デリケートコース」で洗いましょう。

その際、服は洗濯ネットに入れることでより生地が傷むのを防ぐことができます。

色が移りやすいかどうか

・濃い色合いの服

・綿素材の服

・部分的に皮や合皮を使っている服

・ワッペンや刺しゅうをしている服

色移りしやすい服は値段は関係ありません。

例え高級な服であっても、上記のような服は色移りしやすいとされているので注意が必要です。

特に、綿素材の服は市場にも多く出回っていますし、家庭でもガンガン洗えるイメージだからつい洗濯機で全部一緒に洗ってしまいがち。

色が濃い綿素材の服は色落ちする確率が高いので、白い服やTシャツとは別に洗いましょう。

繊維が出やすいかどうか

・新品のタオル

・繊維が密集している服

上記のような服は洗濯の際に大量に繊維が抜ける恐れがあります。

他の洗濯物が繊維だらけ…なんてことにならないように、分けて洗いましょう。

その際、洗濯ネットに入れるのを忘れずに!

他の洗濯物に繊維が付着したり、繊維で洗濯機の排水管が詰まるのを防ぐことができます◎

まとめ:洗濯物を全部一緒に洗うのは別に悪くはないが、分けて洗ったほうがより服を長持ちさせることができる

洗濯物を全部一緒に洗うことは洗濯の方法としてはありです。

洗濯物を分けて洗うと時間もお金も手間もかかるもの。

負担に感じるのであれば無理に行わなくても大丈夫です!

ただ、分けて洗ったほうが服をより長持ちさせることができるのは本当。

時間に余裕のあるときや大事にしたい服のときだけ分けて洗うといいでしょう◎

紹介した「洗濯物を分ける基準」を参考にしてくださいね。

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