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市販の洋服のタグに必ず記載のある洗濯表示。
正直マークだけじゃどんな意味があるのか分からないですよね^^;
よくあるのが、水洗い不可の商品を洗ってしまったということ。
デリケートな服に水洗い不可の表示があることが多いのですが、大事な服がどうなってしまうのか気になりますよね。
そこで今回は、水洗い不可の商品を洗ってしまったらどうなるか、また対処法についてまとめました。
水洗い不可の商品を洗ってしまったらどうなる?
水洗い不可の商品を洗ってしまったとき、どうなるか考えられる事態は全部で4つ。
- 服が縮む
- 色落ちして褪せる
- 表面が毛羽立ったりシワができて肌触りが悪くなる
- 型崩れを起こす
服が縮む
水洗い不可の商品を洗うと服が縮むことがあります。
縮む可能性が高いのは、毛(ウール)・麻(リネン)・カシミヤといった天然素材でできたもの。
水を吸うことで繊維がぎゅっと縮まり、「こんなに小さかった?」と思うくらい縮んでしまいます…。
全ての天然素材の服が縮むわけではないですが、オーバーサイズなどサイズ感を大事にしたい服は水洗いは避けたほうがいいでしょう。
色落ちして褪せる
服は少なからず洗濯を繰り返すと色落ちしていくものですが、水洗い不可の商品は特に色落ちしやすいです。
特に革やシルクは影響を受けやすく、一度の洗濯で一気に色落ちすることも珍しくありません。
また、その際に他の洗濯物に色が移ることもあるので厄介なんです。
表面が毛羽立ったりシワができて肌触りが悪くなる
いくらデザインが気に入った服でも、肌触りが悪いと着る気になりませんよね。
水洗い不可の商品を洗ってしまったら、表面が毛羽立ったり、なかなか取れないシワができます。
表面が毛羽立つと見た目にもみずぼらしくなってしまいますし、元に戻すのは大変です。
型崩れを起こす
ピシッとプリーツが入ったセンタープレスパンツやプリーツスカート。
水洗い不可の商品を洗うと、せっかくのプリーツが崩れてしまうことがあります。
プリーツだけでなく、襟元や裾などこだわりのデザインってありますよね。
型崩れすると、着た時のシルエットも変わってしまい「こんな服じゃなかったのに…」となってしまいます。
水洗い不可の商品は取り扱いに注意しましょう。
水洗い不可の商品を洗いたい場合はどうしたらいい?
水洗い不可の商品でも、急な汚れがついた・クリーニングに持っていく暇がないなどで自宅で洗いたい場合もありますよね。
水洗い不可の商品はドライクリーニングが推奨ですが、全く自宅で水洗いできないわけではないんです。
【家庭での洗濯に向いていないため、家庭で洗わないほうがいい】というだけで、自宅で水洗いも可能ではあります。
ポイントは2つ。
- おしゃれ着用洗剤を使うこと
- 洗濯機は使わず手洗いすること
水洗い不可の商品はおしゃれ着用洗剤で洗おう
洗濯洗剤はさまざまな種類のものがありますが、水洗い不可の商品を洗うときはおしゃれ着洗剤やデリケート服洗剤を使います。
洗濯によるダメージを少しでも減らすことができるからです。
おしゃれ着用洗剤は中性洗剤に分類され、汚れを落とす力はそこまで強くないものの縮みや色褪せといったダメージを抑える効果があります。
特にウールのような動物性の素材はアルカリ性の洗剤にはめっぽう弱いので、必ず中性洗剤を使うようにしましょう。
水洗い不可の商品は洗濯機は使わず手洗いしよう
水洗い不可の商品は手洗い推奨です。
ただでさえ水洗いによるダメージを受けやすいのに、洗濯機で洗ってしまうとより傷ませてしまうためです。
手洗いであれば、その都度商品の様子を確認しながら自分で加減ができますよね。
少し手間ですが、大事な服を長く着るために手洗いで優しく洗ってあげましょう。
水洗い不可の商品を手洗いする方法
- 洗面器や桶など商品が十分に入る大きさの容器に、水と適量のおしゃれ着洗剤を入れる
- (洗い)服を入れて、押して離すを繰り返して洗う
- (すすぎ)泡がなくなるまで容器の水を入れ替える
- (脱水)水から出し、大きめのタオルに挟み込み、優しく押して水分を取る
- 風通しのいい日陰に広げて干す
容器に入れるのは水で構いません。
お湯のほうが汚れが落ちる気がしますが、その分繊維を傷めてしまいます。
冬場など水が冷たいのが辛いときも、水温は30℃以下に抑えましょう。
ついゴシゴシと揉み洗いしたくなりますが、水洗い不可の商品に関しては優しく押して離すの押し洗いで十分。
しっかり汚れを取りたいのであれば、自宅で洗うのは諦めてクリーニングに出してくださいね><
まとめ:水洗い不可の商品を洗ってしまったら商品が傷む可能性がある
水洗い不可の商品を洗ってしまったら、縮んだり色褪せなどダメージを受けてしまいます。
すべての水洗い不可の商品が傷むとは限りませんが、少しでもリスクを抑えたいという場合はクリーニングに出すのがおすすめです。
ただし、軽い汚れやにおいが気になるときなどは自宅で手洗いすることもできます。
少し手間はかかりますが、慣れると簡単。
「クリーニングに出すほどじゃないけど気になるな~」なんてときはぜひチャレンジしてみてくださいね。