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自宅で食事をする限り絶対に出てくる生ゴミ。
毎日ゴミを出せる地域ならすぐに捨てられるからいいですが、ゴミ捨ての曜日が決まっている地域だと何日間は生ゴミを置いておかないといけません。
そうなると気になるのが生ゴミの臭い。
気温が高い季節なんかはすぐに臭って困りますよね。
でも大丈夫!
生ゴミの臭わない捨て方は少しコツを押さえるだけで簡単にできるんです◎
今回は、生ゴミの臭わない捨て方についてや、生ゴミから臭いが出る原因についてまとめました。
生ゴミの臭わない捨て方
生ゴミの臭わない捨て方は全部で4つ。
- 生ゴミの水分を切ってから捨てる
- 新聞紙にくるんで捨てる
- 食パンが入っていた袋に捨てる
- 生ゴミを冷凍してから捨てる
生ゴミの水分を切ってから捨てる
生ゴミを捨てるときは生ゴミから出る水分をしっかりと切ってからポリ袋に入れましょう。
後ほど詳しく紹介しますが、水分は嫌な臭いの原因となるもの。
水分を切るだけで臭いをだいぶ軽減できますよ◎
とは言え、一度濡れてしまった生ゴミの水分を切るのは結構大変なもの。
私のおすすめは、最初から生ゴミを濡らさないようにすることです。
例えば、野菜の皮をむいたらシンクに入れたり三角コーナーに入れずに、直接ポリ袋に入れる。
直接ポリ袋の上で皮むきしてもいいですね。
野菜の皮は最初は乾燥しているものがほとんどなので、濡らさないでおけば水気を切る必要もなく楽ちんです^^
新聞紙にくるんで捨てる
生ゴミはポリ袋に入れる前に新聞紙にくるみましょう。
新聞紙のインクと紙には消臭効果があり、生ゴミの臭いを軽減してくれます。
新聞紙のカーボンインクは炭でできていますが、炭には臭いを吸着する働きが、新聞紙の紙である木材の繊維質には水分を吸収する働きがあります。
臭いそのものだけでなく、臭いのもとになる水分も吸収することで、より高い消臭効果が期待できるのが新聞紙なんですね。
新聞紙自体をびちゃびちゃに濡らしてしまうと水漏れ等でゴミ捨てが大変になるので、この場合もできるだけ生ゴミを濡らさないことが大切。
野菜の皮むきを新聞紙の上で行い、そのままポリ袋にまとめて入れるといいでしょう。
食パンが入った袋に捨てる
食パンを買っているという人は、食パンを食べ終わったあとの袋を捨てるのはちょっと待ってください。
食パンの袋は一見何の変哲もない袋に見えますが、実は非常に防臭効果が高いため、生ゴミを入れる袋にぴったりなんです。
その秘密は食パンの袋の素材。
食パンの袋にはポリプロピレンという素材が使われているのですが、このポリプロピレンは一般的なビニール袋であるポリエチレンに比べ1/2~1/3しか臭いを通さないという特性があります。
もやしの袋にもポリプロピレンは使われています。
もやしって結構独特の匂いがしますが、袋を開けるまでもやしの匂いがすることってないですよね。
このことからも、ポリプロピレンの防臭効果が分かるのではないでしょうか?
私も実際に食パンの袋を生ゴミを捨てる袋に使っていますが、臭いだけでなく水も漏れにくいので重宝しています^^
生ゴミを冷凍してから捨てる
生ゴミを冷凍するのも臭いを出さないために効果的な方法です。
いくら気を付けても気温が高い時期は臭いやすい生ゴミ。
でも、冷凍すれば臭いを抑えるだけでなく嫌なコバエが発生することもなくなります。
実際に私も生ゴミを冷凍しています。
ゴミを冷凍庫に入れるのって抵抗があったのですが、本か何かで「生ゴミも元は同じ食品」と見かけたんですね。
野菜の皮だってついた状態で冷蔵庫に入れてるのに、皮をむいたから汚いってことはないなあと。
ただ、やっぱり他の冷凍している食品と同じスペースに入れるのはちょっと気がひけるので冷凍生ゴミ用にスペースを作ってそこに生ゴミを冷凍しています。
スペースに限りがあるので、「できるだけ生ゴミを出さないようにしよう」という意識が生まれたのも変化ですね。
賛否両論ある方法ですが、個人的には嫌な臭いとコバエに悩まされることはなくなったので、やってよかったなと思っています^^
生ゴミの臭いが出る原因
生ゴミの臭いって強烈でできれば出会いたくないですよね><
生ゴミの臭いが出る原因は細菌の繁殖が原因です。
生ゴミそのものの臭いもありますが、あの嫌な臭いは食品に付着していた細菌が繁殖したもの。
細菌は生きているので、水と空気があればどんどん繁殖していきます。
野菜でも肉類でも、そのままの状態では生ゴミのようなひどい臭いはしませんよね。
生ゴミも同じで、水分に触れなければ実はそこまで臭いはしないんです。
捨てたばっかりの生ゴミがそこまで臭わないのに、時間の経過とともに強烈に臭うのも水分をエサに菌が繁殖したから。
生ゴミを捨てるときは水分を切って菌を繁殖させないことが大切なんです。
生ゴミの消臭対策
ここまで生ゴミの臭わない捨て方を紹介してきましたが、ここからは【すでに臭っている生ゴミ】の消臭対策を紹介します。
すでに臭っている生ゴミは菌が繁殖してしまっている状態。
菌を殺菌しようにも生ゴミを燃やすわけにはいかないので、こんなときは消臭スプレーを使いましょう!
生ゴミ用消臭スプレーはさまざまな種類が販売されていますが、どれも直接生ゴミにシュッとスプレーするだけだから簡単。
また、消臭スプレーは【セスキ炭酸ソーダ+水】で手作りも可能です。
生ゴミの臭いは主に酸性ですが、アルカリの性質を持つセスキ炭酸ソーダと相性がぴったり。
臭いを分解して気にならなくしてくれるんです。
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので、生ゴミが濡れた状態なら粉のままふりかけるだけで効果的◎
もちろん水に溶かして使ってもいいですね。
セスキ炭酸ソーダのパッケージに水に対して入れる量の詳細が書いてあるので、チェックしてくださいね^^
生ゴミの臭わない捨て方まとめ
生ゴミの臭わない捨て方をまとめました。
生ゴミが臭い原因は水分なので、生ゴミは濡らさないように気を付けましょう。
たったこれだけですが、生ゴミの嫌な臭いが発生しにくくなりますよ◎
もしも臭ってしまったときのため、消臭スプレーを用意しておくのもいいですね。