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育児や介護、ペットのお世話などで手に便が付いてしまうことがあると思います。
ビニール手袋を装着していればいいですが、なかなか忙しいと付ける時間も惜しくて。
やっかいなのは、手についた便のニオイはなかなか取れないということ。
もともとのニオイがキツイのもあってしつこいんです。
簡単に素早くできる手についた便のニオイの取り方があれば知りたいですよね。
そこで今回は、手についた便のニオイの取り方について、注意点も一緒にまとめました。
手についた便のニオイの取り方
手についた便のニオイの取り方は全部で3つ。
- ブラシでこすりながら洗う
- ステンレスソープを使って洗う
- お茶の出がらしで手を洗う
ブラシでこすりながら洗う
ハンドソープで洗っても手についた便のニオイが取れないとき、もしかしたら手のシワや爪の間に便が入り込んでいるかもしれません。
手のひらをよく見ると分かりますが、私たちの手には細かなシワがいくつもあります。
ただ単にハンドソープで手洗いしただけではシワに入り込んだ汚れまで取れきれないことがほとんど。
そんなときに役立つのがブラシです。
私も、パン屋で働いていて衛生管理を徹底しなくちゃいけないときは、毎回ブラシを使って手洗いをしていました。
手でこすり合わせるだけでは取れないシワに入り込んだ便も、ハンドソープをつけてブラシでかきだすようにすれば取れます。
手洗い用のブラシは100円ショップにも売っていますし、1つ常備しておくとしっかり手を洗いたいときに便利◎
ブラシがないときは歯ブラシでも代用できます!
使い終わって捨てるだけの歯ブラシを普段から取っておくといいですね^^
ブラシでこすり洗いした手はとても乾燥するので、洗い終わったあとはハンドクリームで保湿するのを忘れずに!
ステンレスソープを使って洗う
ステンレスソープという名前ですが、石鹸のように泡立つわけではありません。
流水で流しながらステンレスソープを手にこすりつけると、気になるニオイを取る効果が期待できるとされています。
これは、ニオイの元となる成分がステンレスと触れることで水に流れやすくなるため。
ただ手洗いをするだけでは流れていかないニオイがステンレスソープに触れることで化学反応を起こしているというわけですね。
ステンレスソープが有効なニオイは玉ねぎや魚に含まれるスルフィド類という成分。
便のニオイを完全に取り切るのは難しいですが、ハンドソープを使ってもニオイが取れない…というときは一度試してみる価値はあると思います◎
ステンレスソープには殺菌効果や洗浄効果はないので、必ずハンドソープを使ったあとあるいは同時に併用してください。
お茶の出がらしで洗う
お茶に含まれるカテキンには消臭効果が期待できます。
ハンドソープで手を洗ったあと、お茶の出がらしを手全体にこすりつけるようにして洗ってください。
お茶の出がらしなんかないよ、という人は使用済みのお茶パックでもOK。
私は使用済みのお茶パックを破って使っています。
便のニオイを取り切るというよりは、さわやかなお茶の香りで気にならなくするといった感じですね。
手軽に試せる方法なので、こちらも試す価値ありです◎
手についた便を洗う時の注意点
健康な人間の便であれば、手についたとしてもしっかりと洗えば感染症の心配はありません。
注意が必要なのは、体調を崩している人の便やペットの便。
場合によっては感染症を引き起こす恐れもあるので、適切に処理する必要があります。
例えば、ノロウイルスに感染している人の便には同じくノロウイルスが含まれています。
ノロウイルス感染症の場合、そのおう吐物や下痢便には、ノロウイルスが大量に含まれています。
そしてわずかな量のウイルスが体の中に入っただけで、容易に感染します。
国立感染症研究所情報センター
便を洗う際に飛沫を吸い込むとノロウイルスに感染してしまうので、手洗いの際にはマスクをしましょう。
便を拭き取ったティッシュやタオルはそれだけをビニール袋に包みしっかり口を結び、二次感染を防ぐことも大切です。
大事なのは、便のついた手であちこち触らないようにすること。
手だけであれば簡単に処理できますが、例えば家具や壁につくと洗浄も消毒も大変ですよね><
手に便がついたときは速やかに手洗いしましょう。
手についた便のニオイの取り方まとめ
手についた便のニオイの取り方をまとめました。
一度つくとハンドソープで洗っただけではなかなか取れませんが、そんなときはまず手洗いブラシでしっかりとかきだすように洗ってみてください。
その後、ステンレスソープやお茶の出がらしも試すとより効果的かなと思います。
手洗いの際はキッチンのシンクを使わず、洗面所やお風呂場などで行ってくださいね。