枯れた花を復活させる方法はある?しおれた切り花を復活させる方法についても

枯れた花を復活させる方法は?しおれた切り花の復活方法も

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誕生日や記念日などお祝いでもらうことも多い花。

お気に入りの花はずっと飾っておきたいけれど、残念ながら枯れた花を復活させる方法はありません。

どんなに頑張ってもいつかは枯れてしまうのって、少し寂しいけれど花が生きている証拠でもありますよね。

ただ、しおれた花であれば復活させることもできます。

長く大事にしたい花は、枯れてしまう前に復活させちゃいましょう。


今回は、枯れた花を復活させる方法についてやしおれた花の復活方法をまとめました。

枯れた花を復活させる方法は?

枯れた花

結論から申し上げますと、枯れた花を復活させる方法はありません。

どれだけ延命剤を使って花に気を配ってもいつかは枯れてしまう花。

大事にいつまでも飾っておきたい花もあると思いますが、復活できないのは残念ですよね。

枯れた花というのは命が尽きた状態

花が枯れた状態というのは、植物学上では【枯死(こし)】と言います。

花びらが小さくなったり変色したり、茎が腐ったり。

まさに死んだ状態なので、ここからもとのように花を元気に咲かせることはできません。

花も生き物です。

枯れた花が復活しないのは残念ですが、限りがあるからこそ花の美しさを感じられるのかもしれませんね^^

枯れた花でドライフラワーや押し花を作れる?

枯れた花

花束でもらったり枯れた花が大量にあると、なんだかそのまま捨てるのはもったいないですよね。

「枯れた花でドライフラワーや押し花を作ればいいんじゃ?」と思うかもしれませんが、おすすめできません。

なぜかというと、ドライフラワーや押し花は作ったそのときの花の状態がそのまま残るから。

枯れた花をドライフラワーや押し花にすると、花はしぼんで色も変色した見た目にもよくない状態で完成してしまうんです。


ドライフラワーや押し花は花が枯れた状態ではありますが、最初から枯れた花を使って作るわけではありません。

花が最もきれいに咲いている状態から乾かして作るので、色は変色しても枯れた花の色味とは全く違います。

わざわざ枯れた花をでドライフラワーや押し花を作る必要性がないんですね。

思い出の花を少しでも長く手元に置いておきたいのであればドライフラワーや押し花にしてもいいと思いますが、見た目を気にするのであれば枯れる前の花を使って作るのをおすすめします。

しおれた花や切り花を復活させる方法

しおれた花

枯れた花を復活させる方法はないですが、枯れる前のしおれた花であれば復活させられることもあります!

その方法とは【深水】と呼ばれるもの。

花にたっぷりと水を与えることで、しおれた花を元気にすることができます。

方法は簡単で、花が下をむいちゃってる・なんだか元気がないなんてときに効果的ですよ◎

花にたっぷりと水を吸わせる深水のやり方

  1. しおれた花の茎を数㎝残して、全体を新聞紙でややきつめに巻く(花がつぶれない程度に)
  2. 大きめのバケツに花が半分浸かるぐらいの水をはる
  3. 花の茎を水中で切ってからバケツの中に入れる
  4. 日光のあたらない風通しのいい場所で4~5時間ほど置いておく

花屋の前で新聞紙や包装紙に巻かれた花がバケツに入っているのを見たことがありませんか?

あれは深水させてたっぷりと水を与えることで花を元気にしているんですね。


花をバケツに入れる前に茎を水中で切るのは【水切り】という方法。

ただハサミで茎を切るのではなく、水中で切ることで切り口が乾燥しない・茎に空気が入るのを防いでたっぷり水を吸うといった効果があります。

花が水を吸いやすくする手助けをしたところで、あとはじっくりと花が元気になるのを待ちましょう^^

手短にしおれた花を復活させたいときに有効な湯上げ

バケツがない・もっと早くしおれた花を元気にしたいなんてときには、【湯上げ】という方法もあります。

湯上げとはその名の通り、熱湯に花を浸けること。

花に熱湯なんて一番やっちゃいけないような感じもしますが、熱湯に浸ける時間はせいぜい数分なので問題ありません◎


湯上げの方法はこちら↓

  1. しおれた花の茎を数㎝残して、全体を新聞紙でややきつめに巻く(花がつぶれない程度に)
  2. 沸騰直前のお湯と水を用意しておく
  3. しおれた花の茎だけを熱湯に浸けて、ぼこぼことした泡が出てくるまで1分ほど待つ
  4. 新聞紙を巻いた状態ですぐに水につける
  5. そのまま日光のあたらない風通しのいい場所で2時間ほど置いておく

花全体を新聞紙で巻くのは、熱湯の湯気から花や葉を守るためです。

しおれた花を支える役割もあるので、元気になるまでは外さずにそのまま置いておきましょう。


短時間でできて便利な湯上げですが、

  • チューリップ
  • ヒヤシンス
  • スイセン
  • カーネーション
  • ガーベラ
  • トルコキキョウ

といった花にはあまり効果がありません。

逆に熱湯で花や茎を痛めてしまうこともあるので、上記の花は深水のほうがいいでしょう。

まとめ:枯れた花は復活できないけど、しおれた花は復活の可能性がある

残念ながら、枯れた花を復活させる方法はありません。

ドライフラワーや押し花もきれいな状態から作る方がいいので、枯れた花はいさぎよ処分しましょう。

枯れる前のしおれて元気がない花であれば、深水や湯上げで復活できるかもしれません。

大事な花をもっと長く楽しみたい!なんてとき、ぜひ試してみてください^^