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庭がなくても手軽に花のある生活を楽しめる切り花。
我が家の近くには花屋が多くあるので、私も定期的に切り花を買ってきて家に飾っています^^
花があるだけで部屋がパッと明るくなるもの。
できるだけ長く切り花を楽しみたいですが、延命剤をわざわざ買うのもな…なんてときに便利なのが切り花の延命剤を代用したもの。
実は家にあるもので簡単に延命剤を手作りすることができるんです◎
今回は、切り花の延命剤を代用する方法についてまとめました。
切り花の延命剤は代用可能
以前は切り花を買ったら延命剤が付いてきたのですが、最近は経費削減か付かなくなってしまいました><
そんなときは、自宅にあるもので切り花の延命剤を代用しましょう!
代用品として使えるものを3つ紹介します。
- 砂糖+塩素系漂白剤
- 無色の炭酸飲料
- 砂糖+食器用洗剤(中性洗剤)
砂糖+塩素系漂白剤
水200mlに対し砂糖小さじ半分ほど+塩素系漂白剤1滴
花瓶に水+砂糖+塩素系漂白剤を入れて全て混ぜればOK。
小さじ半分ほどの砂糖であればすぐに溶けますが、水の量が増えて砂糖の量も増える場合は、しっかり混ぜて溶かしきってください。
塩素系漂白剤は入れすぎると逆に花を枯らせてしまうので注意。
我が家は泡ハイターを愛用しているのですが、泡ハイターでも同様に使えますよ◎
無色の炭酸飲料
水200mlに対し無色の炭酸飲料40ml
無色の炭酸飲料とは、三ツ矢サイダーやスプライトのような色の付いていない透明なもの。
コーラやファンタなど色が付いた炭酸飲料だと、酸性度が高く切り花にとって刺激が強すぎるので避けましょう。
何より、茶色やオレンジ色の液体に花が浸かっているのは違和感がありますよね^^;
ちなみに、「透明なんだったら炭酸水でもいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それはNG。
のちほど詳しく紹介しますが、切り花の延命剤の働きには糖分が重要なので、砂糖が含まれていない炭酸水では延命剤の代用にはならないんですね。
食器用洗剤(中性洗剤)
水200mlに対し砂糖小さじ半分+食器用洗剤1滴
食器用洗剤も肌に優しいものなどいろいろありますが、延命剤の代用にするなら【界面活性剤が入っているかどうか】がポイントになります。
食器用洗剤のパッケージで界面活性剤の有無を確認してください。
食器用洗剤も上記の2つと同様によく水と混ぜることが大切。
洗剤を花瓶に入れてから水を注ぐと一気に泡立ってしまうので、水を入れてから洗剤を入れて優しく混ぜるようにしましょう。
切り花の延命剤の成分には糖分が含まれていることが多い
切り花の延命剤として代用できるものを3つ紹介しましたが、共通しているのは糖分が入っているということ。
砂糖や炭酸飲料の糖分は、切り花の栄養になるためです。
「砂糖は脳の栄養」と言われているほど人間にとっても糖分は大事なものですが、切り花にとっても同じというのはおもしろいですよね。
ちなみに、炭酸飲料に含まれている果糖ぶどう液糖は砂糖よりも粒子が細かいため、より切り花が茎から栄養を吸い上げやすいんだとか。
そしてもうひとつ、糖分と同じく延命剤に欠かせない成分があります。
それは殺菌成分。
切り花が傷んでしまう原因に菌の繁殖による水の汚れがあります。
この菌に対して、漂白剤の殺菌成分や炭酸飲料の炭酸ガスの静菌成分が働き、水がきれいな状態を長持ちさせてくれるんですね。
花瓶をきれいに洗ったり水を毎日こまめに変えることで菌の繁殖を抑えられますが、忙しいとなかなかできないもの。
そんなときに殺菌成分が役立つというわけです。
切り花を長持ちさせるためには【栄養・殺菌】の2つが大事ということが延命剤の成分から分かりますね。
切り花に延命剤を使うと何日持つ?
延命剤はその名の通り、切り花を長持ちさせる便利なアイテム。
でも、実際のところ延命剤にどのくらいの効果があるのか気になりますよね。
結論から申し上げますと、延命剤を入れたからといって切り花の管理を怠ると切り花は枯れてしまいます。
延命剤は水を変えなくても切り花が傷んでしまわないように、サポートしてくれるもの。
延命剤を使うと2~3日は水を変えなくてもすぐに切り花が枯れることはありません。
ですが、水を変えなかったり高温の場所に置きっぱなしにしていると、いくら延命剤を入れていたとしても菌は繁殖し、切り花は枯れてしまうんですね。
私は一度「延命剤を入れてるから大丈夫」と一週間ほど切り花の水を変えなかったことがあります^^;
当たり前ですが切り花は茶色になって枯れてしまいました…。
延命剤はあくまで切り花が長持ちするようサポートしてくれるもので、基本的な水替えや温度管理は必要です。
水替えや温度管理を怠ると、いくら延命剤を使おうと切り花が長持ちすることはない、ということを覚えておきましょう!
まとめ:切り花の延命剤は代用可能
自宅にあるもので切り花の延命剤は代用可能です。
- 砂糖+塩素系漂白剤
- 無色の炭酸飲料
- 砂糖+食器用洗剤(中性洗剤)
といったように、糖分+殺菌成分を組み合わせることで切り花を長持ちさせることができますよ◎
ただし、延命剤を入れたからといって水替えや温度管理を怠らないことが大事。
せっかくの切り花を長く楽しめたらいいですね^^