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関西と北陸間をつなぐ特急電車といえばサンダーバード。
帰省や観光などで利用する人も大勢います。
私はかれこれ10年以上定期的にサンダーバードに乗っていますが、「初めて乗る!」という人はサンダーバードは揺れるのかかどうかが気になるポイント。
楽しい電車の旅が乗り物酔いでスタートするのは避けたいですよね。
そこで今回は、サンダーバードは揺れるのかということ、またサンダーバードでの乗り物酔い対策をまとめました
サンダーバードはそこそこ揺れる?
サンダーバードが揺れるかというのは、普段乗っている電車に比べての体感の差が大きいと思います。
私個人としてはそこまで揺れると感じたことはないのですが(他にもっと揺れた特急電車に乗ったことがあるため)、普段あまり長時間電車に乗らないと揺れを感じるかもしれません。
また、座席に座った状態だとそうでもないのですが、サンダーバードが走行中に立って通路を歩くと結構揺れを感じます。
デッキにあるトイレに行くときなどは、通路を歩くとき座席の背もたれをつかまないとグラっとしたことは何度かありますね。
サンダーバードが揺れると感じる人は、もしかしたら立って歩いている最中だったのかも。
揺れの感じ方はあくまで個人差ですので「全く揺れない」とは言いきれませんが、座って乗っている分には私はそこまで強い揺れは感じたことがありません^^
サンダーバードでは乗り物酔い対策は必要?
個人的には快適な乗り心地のサンダーバードですが、乗り物に酔いやすい人や疲れ気味の人は酔うことも十分に考えられます。
あらかじめ乗り物酔いしやすいという人は、事前に乗り物酔い対策をしたほうがいいでしょう。
私はもともと乗り物酔いはしにくいほうで、サンダーバードに乗っても酔うことはありません。
ですが、ある条件が揃うとサンダーバードでも酔うようになってきました。
その条件というのがこちら。
- サンダーバードの車内で読書をしているとき
- サンダーバードの車内が暑いとき
- 自分が寝不足のとき
寝不足で体調があまり良くないのが大きいとは思うんですが、サンダーバードの車内が暑いときも酔いやすいです><
サンダーバードは夏場は涼しく、冬場は温かく空調を効かせてくれています。
とてもありがたいのですが、雪国である北陸を行き来するためか、サンダーバードは冬場の車内の暖房が強いような気がします^^;
子どもなんかは汗をかくくらいなので、たまにトレーナーの中に着ていた肌着を脱がせたりすることもありました。
家でも暖房が強いとちょっと気分が悪くなったりしませんか?
サンダーバードに乗ったら約2時間半その状態が続くので、どうしても気分が悪くなってしまうんですね。
ですので、私は冬場に寝不足でサンダーバードに乗るときは、読書はせずさっさと寝るようにしています。
乗り物酔いしやすい人やそうじゃない人も、体調が万全じゃないときは酔わないよう対策をしましょう!
サンダーバードで乗り物酔いに気をつけるポイント
ここからは、10年以上サンダーバードに乗り続ける私が、サンダーバードで乗り物酔いに気を付けるためのポイントを4つ紹介します。
- 飲み物は車内に入る前に買っておくこと
- 暑いときはデッキに出て外気に近い空気を吸うこと
- 多目的室が近い4号車付近の座席を予約すること
- 無理せず寝ること
飲み物は車内に入る前に買っておく
気分が悪くなったときも、冷たい飲み物を口にすれば気分が変わって楽になりますよね。
乗り物酔いの薬を飲むためにも必要な飲み物ですが、サンダーバードに乗る前に買っておきましょう。
というのも、サンダーバードの車内では飲み物の販売が一切ないんです。
2014年に車内販売が終了、その後は車内に1台だけペットボトルのお茶や水の自動販売機があったのですが、自動販売機も2022年5月末で終了してしまったんです。
サンダーバードに乗ったらどこかで降りない限り、飲み物を買うチャンスがありません。
「途中下車して買えばいいんじゃ?」と思うかもしれませんが、サンダーバードでは乗り降り時間は1分もないので、飲み物を買いに車内を出るのはかなり危険です><
サンダーバードに乗るときは、駅構内のコンビニまたはホームに設置してある自動販売機で事前に飲み物を買っておきましょう!
暑いときはデッキに出て外気に近い空気を吸う
雪国である北陸を行き来するサンダーバードは、冬場の車内温度は結構高めです。
ヒートテックのような防寒着を着ていると汗をかくくらいなので、暑さで気分が悪くなることも。
暖房の暖かさにやられそうなときはいったんデッキに出ましょう。
車両と車両の間のデッキ部分は空調がそこまできいていないので、客車内が暑いときもデッキは涼しいことがほとんどです。
外気に近い空気を吸うことでだいぶ気分は良くなりますよ!
ただし、お盆や年末年始など帰省客が多いときは、自由席や指定席に座れないお客さんでデッキも満員なことがあります。
そんなときは次の項目で紹介する【多目的室】を利用するのがおすすめです。
多目的室が近い4号車付近の座席を予約する
乗り物酔いしやすい人は、サンダーバードの指定席を予約する際に4号車の席を予約するのをおすすめします。
なぜかというと、4号車の近くのデッキには多目的室があるため。
サンダーバードの多目的室は、体が不自由なお客さんの利用が優先ではありますが、そういったお客さんの利用がないときは
- 授乳
- 着替え
- 体調が悪いときの休憩所
としての利用もできるんです(利用の際は車掌さんに声をかける必要があります)。
私も、以前子どもがまだ乳児のときに利用したことがあります。
最近は利用してないので変わってるかもしれませんが、横になって休めるスペースがあるのと完全個室(鍵付き)だったので、だいぶありがたかったです。
乗り物酔いしてしんどいとき、横になりたいなんてとき、個室で休める多目的室はかなり貴重な存在ですよね。
体調が悪いときは一刻も早く休みたいと思うので、できるだけ多目的室に近い4号車の座席を取るのがおすすめです。
無理せず寝ること
乗り物酔いしそうだなと感じたら、無理せず寝ましょう。
視界に何か入ると気持ち悪さが増すので目は閉じるのが基本。
寝てしまえば乗り物に酔うことはありません。
せっかくのサンダーバードなのに寝るのはもったいない…なんて人もいるかもしれませんが、旅先についたときに元気なほうがいいですよね。
サンダーバードは早ければ約2時間半で大阪から金沢につきます。
寝ていれば案外すぐですよ^^
まとめ:サンダーバードは揺れると感じる人もいるので酔いやすい人は対策しよう
サンダーバードは揺れが少ない電車だと個人的に思うのですが、実際に乗ってみて「サンダーバードは揺れる」と感じている人も少なくありません。
寝不足など、体調が万全でないと酔いやすくなるもの。
サンダーバードに乗るときは体調管理にも気を付けてくださいね